店主日記
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時生
2023年05月13日
先日から読み始めた東野圭吾の「時生」を読み終えた。序章で、間もなく亡くなっていく息子を入院先の病院で両親が見守っている。そして父親の若い頃の成長していく姿が物語として流れていく。終章で最後の別れがやって来た。涙もろくなったものだ。それとも、涙腺が逞しくなったのだろうか。
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修理完了
2023年05月11日
先日の朝、あまりにも空が青かったのでスマホで写した。飛行機雲だろうか、良い添景になった。飛行機雲、今でもその言葉は通用するのだろうか。今では死語になっていないだろうか。まったく聞かなくなった言葉にこんなのもある。「Platonic love」
今日、自家用車の修理が完了した。ディーラーの修理工場から国道9号線に出て試運転をすることにした。宍道湖大橋を渡って湖北線を走った。1ヶ月半ぶりの快適さが帰ってきた。ああ、なんて爽やかなんだろう。心には青空が広がっていった。
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二連休
2023年05月10日
自家用車の、修理のドッグ入りが明日なので今日はまだ調子の悪い車でのドライブはしたくない。楽しいはずの月一度の連休なのにどこへも行けないなんて。ドライブが第一趣味の私にとっては最悪だ。羽をもがれたトンボのようなものだと思った。それでもと、昨日は妻の名前の秋鹿なぎさ公園まで行ってきた。
駐車場の片隅から宍道湖を眺めてみた。湖はあくまでも穏やかだった。このなぎさ公園でのバーべキュー大会を思い出していた。発達障害の子たちと、その親たちのグループで行ったバーベキュー大会を思い出してしばらく宍道湖を眺めていた。ビールが出たので缶ビールを一個飲んだ。妻と息子はうまそうに肉を頬張っていた。懐かしい思い出だ。
自動販売機で冷たく冷やされた缶コーヒーを買って車に戻った。両サイドの窓を半分ずつ開けた。通り抜けるそよ風が気持ち良かった。もう少しこのままここで時間をつぶしたいと思った。もう少し思い出に浸っていたいと思った。妻と同じ名のこの公園にもう少しこうしていたいと思った。・・・そして今日になった、朝から出勤してきた。コロナウイルス感染症が5類に移行した後の、これからの人生の準備をしようと思って。
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アマリリス
2023年05月08日
事務所前のアマリリスの一鉢の花芽が伸びてきた。一枚の葉と頬ずりするように寄り添って伸びている。先日まで、葉の方の背が高かったのに今日は花芽の方が高く伸びている。間もなく開花するだろうと楽しみだ。
今日から、新型コロナウイルス感染症法の分類が季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられた。感染対策のアクリル板が撤去され始めた。出勤に歩く人のマスク姿も少ない。これで、市民の生活が平常化していくのかもしれない。経済の動きが回復するのかもしれない。
先日、奥出雲町の道路の交差点の信号のことで三成署に問い合わせると日記に書いた。問い合わせるまでもなく、ネットで調べてみた。雪国では縦信号が多いそうだ。雪対策であるらしい。積もった雪の負荷が縦信号の方が少ないとか。そう言えば、子供のころ、奥出雲町の実家で屋根の雪下ろしをしたものだった。
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連休最終日
2023年05月07日
3日4日5日と連休しますと張り紙をした。だが連日出勤した。仕事も少しした。昨日からフルタイムで働いている。今朝が明けた。出勤のため一歩外へ出たら肌寒い。小降りだが雨も降っている。そしてカレンダーは連休最終日。
なぜか、過去の5月の連休の記憶が蘇ってきた。妻がいて、3人の子供たちはまだ小さくて、朝ごはんを終えて外出の準備をしている。この日はどこに行ったのだろう。広瀬町の河原へのデイーキャンプだろうか。それとも、温泉津温泉に一泊旅行の日だったのだろうか、定かではないが天気の良い連休の日の朝の光景が蘇ってきた。
そんな記憶と、この天気の湿っぽさが相まって寂しさが増してくる。今日は、こんな気分だから仕事なんかできそうにない。だが出勤してきた。過去の連休が楽しかったから、もうあんな楽しい日々はやって来ないから、今日は気休めに文庫本を読もうと思っている。
先ほど、数ページ読んだ。先日書店で3冊買ってきて、2冊読み終えて、残った1冊だ。内容もろくすっぽ見ずに買った推理小説だ。病院で、間もなく、いやもう意識が回復しないかもしれない息子を見守る夫婦がいる。そんな場面から始まっていた。悲しそうだけど、でも、読もう。
時生(ときお 息子の名)が子供の頃、RV車を買って北海道一周旅行をしたりした。話は我が家に帰る。末っ子が産まれた時、大きめのRV車を買ってキャンプをしたりのアウトドアで楽しんだ。妻もそれを好んでいた。・・・「時生」という東野圭吾の推理小説だ。