店主日記

  • 人生は ワン・ツー・パンチ 2020年02月27日

     飲み会のあった先日、事務所まで歩いて往復したことは前回の日記に書いた。足は痛くなったもののそのことによって歩きたいという衝動にかられた。というよりも、2年前まで歩いて出勤していたことの記憶が蘇った。そうだった。歩くことは私の趣味のひとつだった。年齢を経ると、趣味のことまで忘れるらしい。

     

     というので23日の日曜日から歩き始めた。日も長くなりかけていることだし、歩いて往復しよう。ところが一昨日のことである。息子がけがをして出雲市の中央病院の緊急外来で治療を受けるという。午後3時に出雲市に向かって出発した。幸い、けがは軽かった。それで遅くに事務所に帰ってきたので仕方ない、営業車で帰ることにした。

     

     だが今日は歩いて帰ろう。そして明日からは往復歩いてみよう。足腰が安定したら、ボウリングの成績もよくなるかもしれない。きっと、そうだよ、体つきももっとスリムになるかもしれない。かっこいい私(?)が蘇るかもしれない。

  • まねきねこ 2020年02月21日

     まねきねこ

     なんでこんなにも愛くるしいんだろう。接客カウンターの上に置いた招き猫が朝日を浴びてキラキラと光っている。つぶらな瞳がこれからやって来るほんとうの春の喜びに輝いて見える。こんな置物にも春を喜ぶ命が宿っているのだろうか。それともこの子の瞳は私の心の鏡なのだろうか。息吹きの春、春っていいな。

     

     昨夜は宅建協会の班会があって飲んだ。

     何にしても一人暮らしは不便なものである。飲み会があると送ってくれとも迎えに来てくれとも言えない。じゃあ、車で出勤するのどうしようかって考える。家に置いといてバスで行くかって考えると、バス停まで歩くのに10分は要する。

     

     10分歩くなら、職場まで30分余りだからついでにもう20分歩こうか。と、いつもそう考える私なのである。そして飲み会終わってタクシーで帰ろうかと考える。タクシー10分待って家まで5分だとして合計15分。15分だったらもう15分たしたら歩いて帰ってもいいじゃないか。てな思案で昨日は往復1時間ほど歩いた。今朝は足が痛い。

     

  • 雪の降る街を 2020年02月06日

     雪

     立春を過ぎて急に寒くなって今朝は雪が積もった。車が混まぬうちにと、朝のパンと弁当をもってまだ暗いうちに出勤してきた。事務所でひとりパンをかじりながら夜明けを迎えた。2年振りかもしれないこんなに積もるのは。だけどこれが当たり前の松江の冬の風景だったのに。明るくなったら商店の窓をスクリンに雪が降るのがよく見える。思わず口ずさんでしまう。雪の降る街をって。

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