宍道湖そして中海
2024年06月14日
人生観が確定していないからだと思うのだが、ひとり暮らしを思う時、時々不安な夜がやって来る。そんな夜が明けると、なぜか車で走りたくなる。あの、エンジン音が心をつかむのだろうか。アスファルトをたたくタイヤの音が耳に心地良いからだろうか。それとも、密閉された空間が思考能力を誘うからだろうか。
のぼり旗を立てた。メールを確認し、質問に対する回答をした。電話を携帯への転送に切り替えた。さあ、今朝は少し車で走ってこよう。30度を超える気温は今日で3日目になりそうだ。コンビニで冷たい缶コーヒーを仕入れた。車を停めてしばし宍道湖を眺めた。穏やかな湖面に一艘の小舟が浮かんでいた。
どうして、昨夜あんなに不安だったのだろう。年齢を感じた、何度かの事柄を思い出したからだろうか。きっとそうだと思う。じゃあ、若ければいい。いつまでも年を取らねばいい。そう思った。どうせだよと、そう思った。内館牧子著書、「すぐ死ぬんだから」を思い出した。
じゃあ、どうすればいい。体力作りは必要だ。事務所で踏んでいる、相撲の四股は欠かせない。この、店主日記と、人には見せないが「かあちゃんの詩」日記はやめれない。これは想像力が鍛えられる。それにだよ、恋すること。女性にもてようとする、その心が一番必要なのかもしれない・・・ね。