店主日記
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ユニゾン
2026年06月25日
昨日は定休日だったが、来客予定だったので朝から出勤した。来客のお客様とは、先月の15日にこの店主日記に登場していただいた明るい笑顔の女性だ。30分ぐらいだっただろうか話した。明るい笑顔の人。でも、今日は優しい笑顔の人と表現することにした。
仕事終えて、ドライブへと出発した。とにかく今日は走ろうと思った。山間の集落を縫って走ってみたい。安来市の道の駅「あらエッサ」で体調を整えた。大き目の缶コーヒーを買った。さあ出発だ。雨のためか低気圧のためか、晴れない心を今日は晴らそうと思った。
日南町の道の駅「にちなん日野川の郷」でトイレ休憩をした。国道183号線をしばらく走った後、314号線に乗り替えて横田町に入った。三成駅前を通り三刀屋町に出て宍道町から宍道湖を眺めながら帰ってきた。走りっぱなしだったからか心地良く疲れた。だから夕食は弁当にしよう。いつものスーパーで天ぷら弁当を買うことにした。 早めの夕食を終えた。焼酎のお湯割りを飲みながらリュックの中から不動産日記を取り出した。最後のページに野口五郎の「甘い生活」の歌詞がメモしてある。これを覚えようとして何回も何回も一人歌った。ハモることなどできないけれど、ユニゾンならできるかも。ドライブの時に、この歌が好だった助手席の妻と一緒に歌いたい。
写真は、山陰合同銀行本店ビルの14階の展望室から眺めた嵩山と和久羅山の風景。
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人権
2026年06月23日
昨日息子にこんなハガキが届いた。「島根県人権問題県民意識調査」ご協力のお願い、と。中に、Q&Aが二つあって、その一つのAにこう書かれていた。本人の回答が困難な場合は、回答いただかなくて構いません。と。今朝になって、問い合わせ先に電話した。
私の息子は、重度の知的障がいと重度の自閉障がいがあるので回答は困難です。私が代筆することはできませんかと。答えはこうだった。できません。じゃあ、息子の人権は無視されるのですね。人権啓発推進センターは、息子の人権を無視するのですね。息子のことを一番理解している私が代弁しようとしてるのに、息子は何も主張できないのですね。・・・その解答にはしばらく時間をくれということなので今電話を待っている。
息子が小さい頃、自閉症と診断された。それ以来、私は息子の障害を主張してきた。できるだけ世間に広く、自閉症と言う障害を知ってもらおうとそれなりに頑張った。さっき、息子のために昔新聞の読者欄に投稿した新聞のコピーを読み返してみた。どれもよく書けている。私も捨てたもんじゃない。30年ほど以前の新聞は、私を泣かせた。
午後になってしばらくして電話での回答があった。代筆で結構ですと。母が大好きだった息子へ。おとうが代筆する。お前の主張をおとうが代筆する。
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宍道湖
2026年06月22日
また支払いの月末がやってきた。午前中のうちに松江イオンのATMコーナーに出かけた。ここで米子信用金庫の通帳3通の記帳、そして調節。山陰合同銀行のは、ここはお客さん多いから本店に行くことにした。業者への支払いもあったので全て完了した。
山陰合同銀行の本店ビルの14階に展望室があって、ここから松江市街地と宍道湖がほぼ360度見渡せる。県外や、遠方からいらっしゃったお客様に、物件案内の途中など、時間があれば時々ここにお連れすることにしている。せっかく来たんだから、久し振りに寄ってみようと思った。東方の嵩山も和久羅山も低く垂れ込めた雲をかぶっていた。西方向に回ると波ひとつない宍道湖が雲の色をそのまま鏡にして映していた。こんな空模様が一昨日の夕方から続いている。
天候は、人の心を揺さぶる。昨夕、酢の物にと夏野菜を刻んでいた。台所に立つといつもそうなのだが、昨夕は特に強く妻のいない寂しさを思った。そして今朝もその気持ちを引きずっていた。するとなぜか、いつだったか娘が言った言葉を思い出した。「再婚したら」。俺妻を愛してる。今だって、これからも。ずうっとずうっと。・・・宍道湖を眺めながらそう誓ったら心安らいだ。
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やっと梅雨
2026年06月20日
入梅して、好天で暑い日が続いていたのに今朝は雨。昨夜ムシムシと蒸し暑かったのに気温も下がってきた。朝、ポロシャツ一枚で出勤したのに、寒くならないだろうか。そう思って心配したが、ある程度下がったところでストップ。着替えに帰らなくていい。
気圧が急に低くなったからだろうか、気になる仕事がひとつあって、それが心配で心配でたまらなくなった。どんな心配事でもこんなにおじけづくことないのに、今日はどうしてだろう。朝そう思っていたが、昼になったらケロッとしてきた。年齢は気圧の変動にも、ついていけないのかもしれない。
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赤ちょうちん
2026年06月17日
「昼まで寝るぞ」。昨夜そう思って床に就いたのに、9時30分に目覚めてしまった。作家でもあり、医師でもある渡辺淳一氏の、昔読んだ小説に、眠るのにも体力が要る。そんな一説があったのを思い出した。そして納得もした。
部屋に、掃除機をかけた後、予定通り奥出雲町に向かって車を走らせた。正確に言えば、仁多郡奥出雲町三沢である。私は昭和25年3月3日、この地に誕生して、中学を卒業するまでここで育った。ここで暮らしたのはたった15年だが、ここへ来ればなぜか心安らぐ。
兄嫁が一人で暮らす家に行くことなどできやしない。先祖が眠る、共同墓地に直行することにした。線香を手向けた。父さん、母さん、あんちゃん、久し振りだねと石塔の前で額ずいた。年に何回かは訪れてはいるが、本当に久し振りな気がした。父の、母の、兄の顔が浮かんできた。懐かしんでいるうちに、ふと何かが私の心に飛び込んだ気がした。そしてこう思った。そうだね、俺甘えていたんだね。自分の人生に、境遇に。だから苦しかったんだね。そうだよね、しっかり生きて行かなくちゃあね。しっかり生きて行きゃあ、楽になれるよね。楽しくもなれるよね。俺、馬鹿だったよ。有難うね。今日、ここに来てよかった。
三成駅にも行ってみた。阿井を通って、広島県の高野町に出て、松江道を帰路に着いた。吉田掛合ICで国道54号線に降りた。CDが「かぐや姫」の「赤ちょうちん」に替わった。何度も、何度も繰り返しこの歌を聴いた。「あんたこの歌好きなんやなあ」。助手席で笑う妻の関西弁が聞こえてきた。




