店主日記
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命日
2024年04月23日
なぎさ、娘と孫は昨日の朝の飛行機で帰って行った。会えて楽しかった。嬉しかった。一週間、家で過ごしたから楽しい時間が長くて良かった。そのせいか、今朝は心地良い疲れを感じている。孫と一緒に遊んだ心地良い余韻がある。リフレッシュできたからまた仕事頑張れる。
ところでなぎさ、今日は君の命日だ。6年目の命日だ。俺たちにとっては特別な日だ。だから今晩は、一緒に飲もうな。仕事も早めに切り上げて帰るから、思い出話しながら一緒に飲もうな。積もる話も山ほどある。明日定休日だから朝はゆっくりできる。だからとことん飲もうな。楽しみにしている。
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じゃあ、またな
2024年04月22日
あんなに楽しかった一週間が終わった。今朝、早い飛行機で娘と孫は出雲空港から飛び立って行った。今回の別れは、以前の別れより、より寂しかった。なぜだろう。孫が成長して、より可愛くなったからだろうか、それとも、私の心が老いて行くからだろうか。
より寂しくなりそうで、飛行機が飛び立つのを待たずに空港を後にした。涙がさえぎって、時々視界がかすんでいった。グレープが歌う「精霊流し」を聴いた。「無縁坂」を聴いた。「縁切り寺」を聴いた。ステレオのボリュームいっぱいにして聴いた。そうでもしなきゃあ・・・
その足で、松江警察署に向かった。署内にある、交通安全協会へチャイルドシートを返すために。受付の女性にひと言話した。にぎやかだったのに、またひとりになっちゃった。帰られるとさみしくなりますよねえ、と慰めてくれた。「悲しみこらえて微笑むよりも、涙かれるまで泣くほうがいい」海援隊が歌う「贈る言葉」が、心の中を横切っていった。宍道湖は、雲をかぶってモノトーンの水墨画のように見えた。
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大山まきばみるくの里
2024年04月18日
一昨日、娘と孫が帰ってきた。そして昨日、天気が良いし、暖かだし孫をどこか連れて行ってやりたいな、と娘に相談した。結果、大山の「ミルクの里」がいいと話はまとまった。自家用車のフロントガラスは昨夜の黄砂交じりの雨で汚れていた。かまうもんか。さあ、出発だ。
大山は黄砂に覆われて目に映る風景は霞んでいた。それでも、頂あたりの残雪は山肌のくぼんだ部分を埋めているのが確認できた。平地で20℃を越していた気温も、みるくの里では3℃ほど下がっていて風が冷たいと感じた。草原を歩くには、その冷たさが心地良かった。
夕ご飯は娘がこしらえてくれた。久し振りに家族の料理を頂いて、その温かさと美味しさがひとり暮らしの私の心に染みた。いいもんだな。いいもんだなと、何回も何回も、私自身の心に呟いてみた。ほんとにいいもんだなって、そう思った。
近況など話し合っていたら突然娘がこう言った。「お父さん、再婚したいの」って。会話の時々に女性が登場するからだろうか、そう思った。「いや、再婚はしない。俺の心にはなぎさがいる。なぎさは俺の永遠の妻だ。だから再婚はしない」。そして、ずうっと愛してるから、そう確認した。
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キンポウゲ
2024年04月15日
先日のいつだったか、松江市交通安全協会から40年優良運転者表彰の申請手続きの案内のはハガキが届いた。チャイルドシート借りるついでにと、受賞の手続きをして来た。この前、30年表彰を頂いたのが平成20年だから、もっと早くに表彰していただくことができたのだが、・・・そう思ったら安全運転していたものだと我ながら感心した。
明日、早朝から尾道に向かって出発する予定だ。友人の結婚式で帰って来ていた長女と落ち合うためだ。だからチャイルドシートを借りに行った。先月会ったばかりなのに、すごく楽しみである。早く孫の顔が見たいものだ。また成長したんだろうな。私はその孫に、おじいちゃんとは呼ばせない。カゲちゃんと呼ばしてる。
ずいぶん昔のことである。母と暮らしていて、末っ子の私が母を天国に見送った。山野草が好きだった母。しばらくは寂しくて、母が好きだった山野草の写真を撮り歩くことでそれを紛らしていた。以来、私も山野草が好きになった。今、カメラ精度の高いスマホがある。ふと目に着いた道端の花を写している。
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孫
2024年04月13日
先月、妻の七回忌で会ったのに孫にもうすぐまた会える。娘からラインがあった。再び日本に上陸と。友達の結婚式が広島であるので帰って来たそうだ。先日行ったばかりの尾道に迎えに行かなくてはならない。松江警察署内の交通安全協会に、先月チャイルドシートのレンタルの予約をしておいた。
孫は可愛いよと、みんなが言う。我が子よりも可愛いと言うけれど、本当かいなと思っていた。可愛いにしたって我が子より可愛い訳ないだろうと、そう思っていた。だがみんなが言う通り、やっぱり孫は可愛い。生まれて半年我が家で育ち、北京に行って一度離れて再会した時本当にそう思った。妻の生まれ変わり、私がそう思うから余計に可愛いのかもしれない。