店主日記

  • 修理完了 2023年05月11日

     先日の朝、あまりにも空が青かったのでスマホで写した。飛行機雲だろうか、良い添景になった。飛行機雲、今でもその言葉は通用するのだろうか。今では死語になっていないだろうか。まったく聞かなくなった言葉にこんなのもある。「Platonic love」

     

    青空

     

     今日、自家用車の修理が完了した。ディーラーの修理工場から国道9号線に出て試運転をすることにした。宍道湖大橋を渡って湖北線を走った。1ヶ月半ぶりの快適さが帰ってきた。ああ、なんて爽やかなんだろう。心には青空が広がっていった。

  • 二連休 2023年05月10日

     自家用車の、修理のドッグ入りが明日なので今日はまだ調子の悪い車でのドライブはしたくない。楽しいはずの月一度の連休なのにどこへも行けないなんて。ドライブが第一趣味の私にとっては最悪だ。羽をもがれたトンボのようなものだと思った。それでもと、昨日は妻の名前の秋鹿なぎさ公園まで行ってきた。

     

    宍道湖

     

     駐車場の片隅から宍道湖を眺めてみた。湖はあくまでも穏やかだった。このなぎさ公園でのバーべキュー大会を思い出していた。発達障害の子たちと、その親たちのグループで行ったバーベキュー大会を思い出してしばらく宍道湖を眺めていた。ビールが出たので缶ビールを一個飲んだ。妻と息子はうまそうに肉を頬張っていた。懐かしい思い出だ。

     

     自動販売機で冷たく冷やされた缶コーヒーを買って車に戻った。両サイドの窓を半分ずつ開けた。通り抜けるそよ風が気持ち良かった。もう少しこのままここで時間をつぶしたいと思った。もう少し思い出に浸っていたいと思った。妻と同じ名のこの公園にもう少しこうしていたいと思った。・・・そして今日になった、朝から出勤してきた。コロナウイルス感染症が5類に移行した後の、これからの人生の準備をしようと思って。

  • アマリリス 2023年05月08日

     事務所前のアマリリスの一鉢の花芽が伸びてきた。一枚の葉と頬ずりするように寄り添って伸びている。先日まで、葉の方の背が高かったのに今日は花芽の方が高く伸びている。間もなく開花するだろうと楽しみだ。

     

    信号 今日から、新型コロナウイルス感染症法の分類が季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられた。感染対策のアクリル板が撤去され始めた。出勤に歩く人のマスク姿も少ない。これで、市民の生活が平常化していくのかもしれない。経済の動きが回復するのかもしれない。

     

     先日、奥出雲町の道路の交差点の信号のことで三成署に問い合わせると日記に書いた。問い合わせるまでもなく、ネットで調べてみた。雪国では縦信号が多いそうだ。雪対策であるらしい。積もった雪の負荷が縦信号の方が少ないとか。そう言えば、子供のころ、奥出雲町の実家で屋根の雪下ろしをしたものだった。

  • 連休最終日 2023年05月07日

     3日4日5日と連休しますと張り紙をした。だが連日出勤した。仕事も少しした。昨日からフルタイムで働いている。今朝が明けた。出勤のため一歩外へ出たら肌寒い。小降りだが雨も降っている。そしてカレンダーは連休最終日。

     

     なぜか、過去の5月の連休の記憶が蘇ってきた。妻がいて、3人の子供たちはまだ小さくて、朝ごはんを終えて外出の準備をしている。この日はどこに行ったのだろう。広瀬町の河原へのデイーキャンプだろうか。それとも、温泉津温泉に一泊旅行の日だったのだろうか、定かではないが天気の良い連休の日の朝の光景が蘇ってきた。

     

     そんな記憶と、この天気の湿っぽさが相まって寂しさが増してくる。今日は、こんな気分だから仕事なんかできそうにない。だが出勤してきた。過去の連休が楽しかったから、もうあんな楽しい日々はやって来ないから、今日は気休めに文庫本を読もうと思っている。

     

     先ほど、数ページ読んだ。先日書店で3冊買ってきて、2冊読み終えて、残った1冊だ。内容もろくすっぽ見ずに買った推理小説だ。病院で、間もなく、いやもう意識が回復しないかもしれない息子を見守る夫婦がいる。そんな場面から始まっていた。悲しそうだけど、でも、読もう。

     

     時生(ときお 息子の名)が子供の頃、RV車を買って北海道一周旅行をしたりした。話は我が家に帰る。末っ子が産まれた時、大きめのRV車を買ってキャンプをしたりのアウトドアで楽しんだ。妻もそれを好んでいた。・・・「時生」という東野圭吾の推理小説だ。

  • 棚田 2023年05月06日

     記紀神話に八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の物語がある。スサノオノミコトがイナタヒメを八岐大蛇から救ったという話だ。奥出雲町を車で走っているといたるところに棚田を見ることができる。この両者は関係がない話ではないそうだ。棚田は、鉄穴流し(カンナナガシ)という砂鉄採集方法によって削られた山の山肌に作られた田んぼらしい。

     

     そんな太古の昔に、老夫婦の娘たちが毎年、次々と大蛇に食べられていく。ある書物で読んだことがあったが、これは人の命をも奪っていく水害を言ったたものではないかと。八岐大蛇の8個の頭と、8本の尾は斐伊川の数々の支流だという。それを退治した時に流れ出た血液が斐伊川を赤く染めた。これは、鉄穴流しで大量に流れ出た土砂の濁りではないかと。

     

    棚田

     

     そして、退治した八岐大蛇の尾からは大刀が出てきた。これは鉄穴流しとたたら製鉄のことらしい。先日行った奥出雲町でこの棚田を見た。記紀神話はこれを編纂した人々のロマンだと思った。そして日本人てなんて素晴らしいセンスの持ち主なんだろうと、この写真を見て思った。私にも、その血が流れているのだろうか。そして彼女は、何を思い描いてこの写真を写したのだろうか。

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