店主日記

  • よく眠る 2021年12月06日

     この頃よく眠る。昨夜なんか、11時に寝てから今朝の8時20分まで一度も目覚めることなく眠ってしまった。慌てて起きて、5枚切りの食パンを包丁で半分の薄さにして、ハムとキュウリ挟んで家を飛び出した。9時に事務所に着いてそれをほおばる。

     

     昨年の今頃は暗いうちに起きて、暗いうちにパン食べて、暗いうちに出勤して、茶臼山に昇る朝日を事務所で見て、それを写真に写してこの店主日記にアップしていたのに。今はどうしてこんなによく眠れるのだろう。不思議だな。

  • かあちゃんの詩 2021年12月05日

     よく眠れるから朝が忙しい。小さな弁当箱にご飯を詰めた。そのすき間に2個使って玉子焼きを作って入れた。この御飯にふりかけをかけて食べるのが今日の昼食だ。他の小さな器には野菜の酢漬けが入っている。粗末な弁当だがこれで私には十分。

    USB

     

     朝一番、9時に現地集合で玉湯町のアパート案内をした。帰って来てからインスタントコーヒーを飲む。飲みながらパソコン開いて日記を付ける。日記のテーマは「かあちゃんの詩」。亡くなって4ヶ月経った月命日の翌日から書き続けて3年が過ぎた。一日分は僅かな文字数だが、A4サイズ10ページがひと括りでNO31が今日終わった。明日からのN032の用紙を作っておいた。可愛い色のUSBに収めてある。

  • 泪割り 2021年12月03日

     「すぐ死ぬんだから」を読み終えた。この小説の最後のあたりに、仙台ではお酒の飲み方に「泪割り」って言うのがあるらしいことが書いてある。ワサビを入れたハイボールらしい。仙台の国分町のママが、惚れた客に泣きながら作ったとか。泪割り、ネットで調べてみたら出て来やしない。だけど、この小説を読んで、試しに作って飲んでみた人があるらしいことは分かった。美味いとは思えないけどな。

     

     今日は、今だけかもしれないけど、妙な天気だ。降ったと思ったら晴れてきた。晴れたと思ったら降ってきた。何とか心と何とかの空だ。まるで、すぐ死ぬんだからの主人公、忍ハナの心のような。でも、彼女のように生きたいな。

  • 徒然に 2021年12月01日

     今日から師走。と言っても今日は定休日。9時になってもまだ布団の中。もうちょっとと思っていたら転送の携帯が2連発。朝ごはんも食べずに出勤した。なぜ、定休日はこうなんだろう。用事片付けて出雲市へ。息子に会いに定休日には必ず出雲市だ。

     

     男やもめにウジが湧くって言うけど本当だなって思う。昼過ぎに帰って来て3週間ぶりに掃除機かけた。昼間には家にいないから気が付かないけれど、こうして明るい時に見る我が家は埃だらけ。仏壇もきれいにしておいた。

     

     今日はメールがよく届く。振込完了とか、何とか様がお待ちだとか、私とラインしませんかだとか。そんな日がたまにある。何とかしてお金儲けって考えてのことだろうがうっとおしい。人の風上にも置けない連中だ。人として、恥ずかしくないのかな?・・・え、どうなの。

  • すぐ死ぬんだからⅢ 2021年11月29日

     死んだハナの夫に隠し子がいた。物語は意外な方向へと進んでいく。死んでからでも、そんなことが分かると辛いだろうな。だけどふんぎりは付くよな。もう、悲しまなくてもいいんだものな。そんな心持の中、ハナは悟る。偽善者で居続けるなら、その人は善者である、と。ばあさんだけど、若く繕っているのが本当の私なんだ、と。

     

     昨日の風呂上り、と言ってもシャワーだけだけれど久し振りに体重を計ってみた。え、嘘。52キロを超えている。50キロ前後をうろうろしていた私なのに。たくさん食べたわけじゃないのに。・・・よく眠れるのと、手の二の腕や足の太ももに筋肉が付いたからだろうか。・・・そうなんだ、体は、いくつになっても若返るんだ。

     

     妻がが亡くなったショックですっかりやつれ切った体がもとに帰りつつある。永かった。3年半余りも経ってやっと。若い、二人の新しい友達ができたからかもしれない。

ページトップ