店主日記

  • 久し振りのドライブ 2021年09月23日

     名月21日の夜は、中秋の名月。夕方には雲がいっぱい広がっていたが、月が高く上る頃には晴れ渡った。鮮やかな中秋の名月を満喫した。月を愛でるほど、ロマンチストではないけれど、ひとり暮らしの夜には気晴らしになる。おまけに今年は満月と重なってまん丸い。

     

     22日、出雲市の息子が入院する病院に支払いに行く。もう何カ月会っていないのだろう。コロナが憎い。病院を後にして国道を西に三瓶山を目指す。北の原を通って木漏れ日の道を車は西の原へ。駐車場の木陰に停める。窓を開け、爽やかな秋風を楽しみながらサンドイッチをほおばる。

     

    ススキ

     

     この草原で、妻と、まだ小さい息子がはしゃいでいる姿が浮かぶ。どこかの娘さんがふたり、草原にハンモックを組み立てて楽しんでいる。中年のバイク乗りが5人やってきた。男性だけだが会話が楽しそう。私は、いつになったらあんな、楽しそうな顔になるのだろう。ススキまでもがおもしろそうにゆれている。

  • ドライブ気分 2021年09月19日

     台風一過、秋晴れになった。空は晴れわたり、多少強いかなって感じる風が吹きわたっている。湿気はまだ幾分高いかなと思うけれど、肌にあたる風は気持ちいい。そんな今日、斐川町に行く用事があった。ならばドライブ気分で自家用車で行こう。コーヒー作ってポットに入れて。

     

     町の花屋さんに人が多い。明日は彼岸の入り、そうなんだ、だから花屋さんには人が多いんだ。でも彼岸は好きじゃないな、お墓に人がいっぱいだから。人がいると、二人っきりになれないものな。かあちゃんって、話しかけられないものな。

     

     国道を走っていると、サイクリストが多い。あっちにもこっちにも。いいなあ、若い頃を思い出す。あの頃はまだサイクリストは少なかった。車を運転する人からクラクションがよく鳴った。邪魔だよって、どけよって。今そんな人いないもんな。

     

     秋鹿道の駅の駐車場に車を停める。この海岸を秋鹿なぎさ公園と呼ぶ。障害を持つ子供たちと一緒にバーベキューをしたなぎさ公園。なぎさ、妻と同じ名前だ。だからこの国道を通るたびに立ち寄っている。バーベキューの場面がまぶたに浮かぶ。つい、なぎさって呼んでしまう思い出のなぎさ公園。

  • 人と話したいな 2021年09月16日

     午前中に買い物を済ませた。家で昼食摂った。家で昼食なんて何ヶ月振りだろう。ボウリングボール積んで宍道湖一周ドライブしよう。途中宍道湖グリーンパークに寄った。どこに行っていいか分からない時、よくここに来る。当館備え付けの望遠鏡で宍道湖の水鳥を見る。公園内には曼殊沙華が咲いていた。

     

    曼殊沙華

     

     いちばん人が少なくなる3時目指してボウリング場に到着。それにしても車少ないなあ、と思ったら玄関に張り紙。休業するって書いてある。どうしよう。どこに行くことも考えていないのに。家に帰るの嫌だな、ひとりぼっちの時間がまた長くなる。でも帰ってひと風呂浴びて大相撲見ながらビールを飲む昨日の定休日の午後だった。ああ、誰か人と話したいな。

  • 瑞穂ハンザケ自然観 2021年09月14日

     朝早くに出発した。出雲市を抜けた所で雨になった。大田市に入ったら本降り。雨の日のドライブ旅行もまたおつなもの。まだ二十歳にならない時見たフランス映画。シトロエンのフロントガラスを撫でるワイパーの音。以来、雨のドライブに憧れたものだ。

     

    ハンザケ

    自然館

     

    10時30分。瑞穂ハンザケ自然観に到着した。ちょうどいい時間。館長が、展示してある写真を片付けるところだった。て言うか、片付け始めた所。ならば拝見させてください。館長が写した鳥の写真の数々。カメラの話になったり、鳥の話になったり、ひと時を楽しんだ。

     

     川本道の駅の駐車場で手作りのサンドイッチ食べて、さてこれからどうしようか。まっ直ぐ、だけどゆっくろ帰ろう。ステレオから流れる70年代のフォークソングに合わせて大声で歌って。歌を忘れた私が歌と友達になっている。

     

     水槽の中の写真にオオサンショウウオが写っている。さて、どれでしょう。建物の写真が瑞穂ハンザケ自然観。【ハンザケ=オオサンショウウオ】

  • 鬼滅の刃 2021年09月12日

     シャワーの後、今日もつまんないだろうなと思って新聞のテレビ欄を見る。昨夜のことだ。どれもこれもと言ってもNHKとEテレを含めてチャンネルは五つ。その中に、ストーリーがあるのが一つ、「鬼滅の刃」第一夜。アニメだろうけど、これでも見てみようか。

     

     主人公の可愛い妹が鬼の毒に当たる。鬼退治のために彼は修業を積んで強くなっていく。その動きがたまらずに見入ってしまった。技術を極めた彼は大岩を真っ二つ。そうか、そうなんだ。だから、奥出雲町にある鬼の舌振の「鬼の試刀岩」が鬼滅の刃と言われて人気なんだ。

     

     明後日の二連休の初日、邑南町にある「瑞穂ハンザケ自然観」に行こうと思う。鬼滅の刃とは関係ないけれど。そこで、妻との思い出に浸ろうと思っている。台風の影響がなければいいな。

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