店主日記

  • 明日は川本町行き 2021年04月12日

     朝から暖かい。上着無しで出勤する姿も見かける。気温は上がるけど天気は下り坂。明日も曇り一時雨。明日と明後日は月一度の2連休。14日は仕事が入って、て言うか水曜の定休日には何かしらの仕事が入るのはどうしてだろう。でも明日はいち日遊べる。

     

     先日、私と1歳違いの女性の来客があって火災保険の更新をしてくれた。年齢が近いことと生年月日が同じことなどで親しい。話の中で、エゴマの話になった。川本町の、道の駅にエゴマが売れているらしい。川本町はエゴマの町らしいことを彼女は教えてくれた。

     

     その晩、シャワーを浴びてビールを飲みながらテレビを見ていた。そしたらである。川本町の道の駅が映った。売店に、たくさんのエゴマの商品が並べてあった。なんとタイムリーなテレビ番組なんだろう。行きたくなった。明日も、天気が悪いけど行ってこよう。ちょうど今食しているエゴマ油の瓶が空になりかけている。2点タイムリーヒットだな。

  • おんころころせんだりまとうぎそわか 2021年04月08日

     八重桜

     

     一畑薬師に行ってみよう。先日からそう考えていた。入院中の息子との面会がこの4月から許可された。2週間ぶりに部屋に掃除機かけた。同時に、三日分の洗濯をした。やっと終わった、家事仕事が。さあ、出かけよう。

    スミレ

     

     息子に会った。さあ、一畑薬師に向かおう。先日仕入れた50~60年代にヒットした煋めきのスタンダード・ヴォーカルがスピーカーから流れている。懐かしすぎる「サバの女王」に聞き惚れながら、車は走る。一畑薬師は妻との思い出の場所のひとつ。さあて、思い出のない場所ってどこだろう。そんなとこありゃしない。

     

     一軒のお土産店で食事をした。女性の年は分からないが、おそらく私より少し年下だろう寂しい私の話し相手になってくれた店の人。こんなことにも感謝の思いが込み上げてくる。また来るからねと言って店を後にする。

    シャガ

     

     信心のない私。お参りよりも咲いている草花に目が留まる。参道の脇道の階段の横に咲きかけた八重桜。参道の隅の小さな草むらにスミレ草。木陰にしっとりと咲くシャガの花。「おんころころせんだりまとうぎそわか」

     

     一夜明けた事務所前。昨日から溜まったクスの木の落ち葉の散乱がうっとおしい。箒で掃時間も長いけど、無駄な時間だけど・・・でもこれもいいのさ。通勤の、末娘に似たいつもの可愛いい女の子に会えるから。

  • 雨の日曜日 2021年04月04日

     あんなに天気が良くて暖かだったのに、今日は朝から雨が降っている。一日中降り続きそうだ。これで桜も終わるだろう。こんな日は来客もないだろうからのんびりしよう。西村京太郎でも読もうか。BGMのボリュームを上げて音楽を楽しもうか。

     

     先日、ユーキャンの通販事業部にCDを注文しておいた。さっき郵便局から電話があった。日曜日だけど営業してるかって。午後届けますと言って電話が切れた。シルヴィー・バルタンが歌う「アイドルを探せ」というのを皆さんは知っているだろうか。ペギー・リーが歌う「ジャニー・ギター」をご存じだろうか。いずれも、私が青春時代のラジオから流れていた音楽なのである。永遠なる青春なのである。早く来ないかなあ。待ち遠しいなあ。

  • 日本自閉症協会 2021年04月03日

     一般社団法人「日本自閉症協会」という組織がある。各都道府県に支部があって私は島根県支部に属している。支部の中にも地区単位の集会があって、松江市は「あじさいの会」と言う。妻は、その「あじさい通信」の編集者だった。妻が亡くなってからその通信は途絶えた。代わりに、メンバーが順番で近況報告をする。それを「ペンラリー」と名付けている。

     

    コバイモ

     

     その順番が私に回ってきた。障害を持つ本人、息子のことを中心に書いた。娘たちのことも書いた。私の趣味などのことも書いた。趣味の項では妻のことで締めくくった。今でも、妻 なくしては生きていけない私であることををあらためて確認したひと時だった。

  • 幻を見た 2021年03月31日

     昨日の午後、鳥取から松江駅に着いた長女と婿殿を尾道に送っていった。 ふたりにとって、尾道最後の夜である。車の中、当分会えないと思っていっぱい話した。泊まろうかどうしようかと迷っていたのだが、娘がホテルを予約してくれた。ガソリン代だよと言って宿泊費も払ってくれたので甘えることにした。三人での居酒屋の食事はえもいわれぬ美味しさである。元気でな・・・。

     

     今朝は、朝一での鍵渡しがあったのでホテルを5時に出発した。まだ明けやらぬ早朝、霧が立ち込めて尾道松江線は視界が悪い。慎重に車を走らせる。だが、風景は幻想的である。緊張の中に夢を見ているような、過去と現実が混在する心持ちの中、隣の席に幻を見た。・・・かあちゃん、素敵な風景だね。

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