店主日記
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茶臼山
2021年01月15日
我が事務所から茶臼山が見える。その昔、この山は神名樋野(かんなびぬ)と呼ばれていた。山の北麓一帯には遺跡が散在している。国道すぐわきには大庭鶏塚古墳。そのすぐそばに山代二子塚古墳など。中世以降茶臼山(ちゃうすやま)と呼ばれるようになった。神聖な山なのである。
今朝は車のフロントグラスが凍っていた。いい天気の予感がする。出勤して、掃除しながら日の出を待つ。やがて、茶臼山の向こうが明るくなってきた。雲一つない空。民家の向こうに頂がわずかに見えるだけの茶臼山。神々しくもある。そのすぐ麓が私の住処なのである。
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心が揺れた、のだろうか
2021年01月14日
手の指がひび割れてボールが持てなかったことあったし、断捨離が忙しくてしばらくボウリングに行ってなかった。昨日の定休日、久しぶりにボールを投げた。だが、すっかり投げ方を忘れていることに気が付いた。
2ゲーム目、そして3ゲーム目と自分の投げ方を思い出そうとするのだがさっぱり分からない。5ゲーム目でやっと、自分らしさを取り戻しかけた。足を棒のように疲れさせながら。どうして忘れてしまったのだろう。投げ方を忘れてしまうほど、心が揺れた断捨離だったのだろうか。
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成人の日
2021年01月11日
成人の日。53年前の成人式を思い出した。高校生兼新聞社の松江支局のカメラマンだった私は、成人式会場にいた。明日の島根県版に載せる写真を撮るために。当時はストロボの性能は極めて悪く。例えば一回発光させると次の発光までの充電に20秒の時間が必要だった。だからフラッシュバルブ(閃光電球)を使う。ISOもこの方が高い。
市長などの挨拶がある。こんな構造は報道の常套手段。短い時間に何度かのフラッシュバルブを焚く。使用直後のバルブは相当な熱を持つ。それを、火傷せぬよういかにしてポケットに入れてしまうか、そんな苦労もあった。そして、大勢の成人の中に、数人の友達といる姉に見つかってしまった。すごい仕事しているのだから堂々としていればいいものを、なぜか気恥ずかしかった、そこから逃げ出したかった思春期の思い出である。
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覚悟を持って対応してほしいものだ
2021年01月10日
松江市は今朝から陽が差してきた。どうやら寒波も峠を越した。だけど山間部はどうだろう。まだまだ降雪が続く地方の人達にお見舞いしか言えないもどかしさがある。
1都3県に出された緊急事態宣言。1ヶ月で治まらなかったらの質問に、仮定については答えないとする政府。仮定がなきゃあ、国民の不安は収まらないのにこんなことも言う。指示に従わない者に対する罰則。そうであるのなら、新型コロナウイルスの脅威が治まった後の検証。その検証で国民の犠牲に対する政府の非が認められた場合、首相及び政府の主だった者には禁固刑。そのぐらいの覚悟で対応してほしいものだ。一国民に社会的責任を、と言うのであれば、政治家にはもっと大きな社会的責任を感じてもらいたいものである。
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断捨離完了
2021年01月07日
断捨離は昨日の定休日でほぼ終えた。ひとりで暮らしやすい部屋が完成した。形の上での断捨離は整った。だが、無形の部分の心の断捨離はまだ片付いていない。断捨離はいろいろなことを私に教えてくれたことは確かなこと。その一つ一つが漂っている。もう少ししたら結べるだろうと思っている。
昨日はコロナ感染が6000人を超えた。静かな正月をと訴えた首相の言葉は響かなかったということ。あの顔で、あの言葉で、何を言おうが空しいこと。今、医療現場がどうなっているのか。だから、みんなの力で国民の命を守ろうと真心で訴えなきゃあ。メルケルさんのように。高級レストランで食事しながら何を言っても響かない。GOTOトラベル、GOTOイート。さあ、みんなして外へ出ようよって言ってきたのだから。