店主日記
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車の運転は哲学の時間
2026年09月30日
よく寝ていたのに間が覚めた。目覚まし時計が鳴って目が覚めた。定休日だというのに、何で目覚まし時計のセットなんかするんだよ。自分で自分を叱りつける。時間は8時ちょうど。もう、眠れやしない。しょうがないから起きようか。
少し早いが出雲市の息子に会うために出発した。面会を終え、雲南市に車を向けた。私は同じ道を通って帰るのは好きじゃない。遠回りして違う道を帰る。雲南市、山並みに点在した集落の集まりの町だ。だけど、私はこんな町が好きだ。田舎育ちだからそう思うのかもしれない。そして車の運転中は、物をよく思う。よく考える。思索の時間なのかもしれない。他のことをしてる時よりも、深く思う。深く考える。オーバーだが、車の運転は私にとって哲学の時間なのである。え、運転に支障にならないかって。大丈夫、メガネはかけているけど、動体視力は抜群だから。
先日、大山の升水高原に行った時、足元に小さいが可憐な花を見つけた。みんな大山にスマホを向けてるのに、足元を狙っているのは私だけ。そう、花が好きなんだ。その昔、松江市の北山山系を歩いている時、ギンリョウソウの5~6本の集団を見つけた。感動したものだった。
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ヨズクハデ
2026年09月27日
今朝仕事の関係で、机の引き出しの中のUSBメモリーの箱を二つ取り出した。ひとつの箱は、もうほぼ使わなくなったメモリー。もう一つの箱は再三使っているメモリーが入れてある。使わなくなったメモリー箱になぎげなく目が向いた。家庭写真とメモ書きしてあるのがあった。肌寒い、曇り日のこんな天気には妻に会いたい。 パソコンにセットした。それぞれにテーマを付けて保存してあった。上の分から少しずつ開いて行った。どれも懐かしい妻の顔が収まっていた。そして「ヨズクハデ」を開いた。思い出した。妻と二人でドライブした時のものだ。テレビニュースで知ったヨズクハデ。定休日の前の晩、明日見に行こうよと言って私が誘った。
ヨズクハデは温泉津町にあった。この地方独特なものだ。ヨズク(フクロウ)に似ているからこの稲ハデはヨズクハデと名付けられたらしい。ちょうど今時分。懐かしいと思った。写真はこの後、二人で歩いた温泉津温泉の町並みが写っていた。土産店の店員さんに温泉津温泉のことを二人でいろいろ聞いた。思い出した。懐かしい。
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台風は私の心を折った
2026年09月22日
昨日のことである。16時15分着の飛行機に乗れるかもしれないと娘からラインだ届いた。午後、3時15分に仕事を終えて出雲空港に向かった。案の定、国道9号線は車が混雑していた。だが、飛行機到着時刻には間に合った。ターミナルに一番近い駐車場にも駐車できた。
羽田空港は台風で大変なことになっていそうだった。娘たちと幾度かラインで確認しあった。そして2時間の後、携帯電話が鳴った。長女からだ。「欠航になった。だから帰るの断念する」。待ちに待った今日この日、何で今日この日のこの時間なの。台風が憎い。心が折れた。
出雲空港を後にした車の中、娘たちの姿が、長女と末娘の顔が見えた。孫たちが笑っていた。そして、なぎさ、寂しいよって叫んでいた。帰ってこれないのは娘たちなのに、どうして妻の名が出てくるのだろうと不思議だった。でもいつもそう、名を呼ぶのは妻の名だ。なぎさ、なぎさって。
家に帰ってシャワーを浴びた。ビールをひと缶飲んだ。焼酎のお湯割りを飲みながら、昨日のおかずの残りを温めて食べた。空しい、切ない。折れた心の回復は遅い。そこへ長女から電話が鳴った。少し話しただけで、涙声になった。電話を切ってから、声を出して泣いた。長女の優しさが心に染みた。
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台風が憎い
2026年09月21日
恐らくだめだろう。飛行機は飛ばないだろう。台風の為に。先日来、東京で暮らす二人の娘と、二人の孫がやって来るのを楽しみにしていた。ところが台風が関東を直撃。妻が亡くなって8年余り。私はひとり暮らしになって毎日寂しい生活を送っている。今日この日、子供たちが帰ってきたら、精一杯楽しもうと思っていたのに。一期一会の気持ちになろうと思っていたのに。台風が憎い。この馬鹿野郎!!!。
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彼岸の入り
2026年09月20日
今日は彼岸の入り、朝の墓参をせずに直接出勤してきた。昼前になったらお花買って、お墓の妻に会って来よう。会うのが少し遅れるだけなのに、今、やけに寂しい気持ちになっている。男って駄目だな、意気地がないんだから。だから早く会いたいんだ。
明日は娘がふたりと、孫二人が帰ってくる予定。だけど台風が関東直撃の気配。なんでまた明日なんだよ。どうして一緒になるんだよ。飛行機飛ばないかもしれないじゃないか。どうして一緒になるんだよ。会えるって、楽しみにしてるのに。車のチャイルドシートも準備してるのに。
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時々だけど
2026年09月19日
21日に、東京で暮らす二人の娘と二人の孫が帰って来るよとラインが届いていた。夕方の飛行機でやってくるらしい。でも、21日は関東を台風が直撃、飛行機飛ぶのだろうか。心配だ。飛ばなきゃあ会えないし。会えなかったら切ないな。
そんなことを昨夜一晩考えていたからだろうか、朝になって寂しくてしょうがなくなった。寂しい時は妻の顔が浮かんでくる。何の脈絡もなく、断片的にあの時この時の思い出が、次から次と浮かんでは消え浮かんでは消えていく。思い出じゃなく、本当に会いたいなと思う。
なぎさって妻の名に呼びかける。そして会いたいなって叫ぶ。何度も何度も繰り返す。寂しさが寂しさを呼んで、たまらず車に乗り込んだ。松江駅前を通り、宍道湖大橋を渡った。なぎさ、会いたいよって、何度も何度も叫びながら。宍道湖一周のドライブも、結局寂しさを募らせただけ。私には時々だけど、こんな日がやって来る。
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初めての遅刻
2026年09月15日
目覚まし時計も機能せず、目覚めたのが9時5分。慌てて着替えて出勤し、事務所到着が9時半ちょうど。30分の遅刻だ。開業当時は5時から9時までコンビニでバイトした。だからそれを終わって事務所到着は9時15分。でも、それは遅刻じゃあない。開業以来、20数年間、30分の遅刻は初めてだ。
10時に物件確認にと現地に向かった。ついでに墓参。なんだか体が重い。そしてやけに水が欲しい。喉が渇く。夏バテだなと思った。厳しい暑さの夏だった。数日前から急に涼しくなった。厳しい夏の疲れが一気に噴き出してきたんだなと、そう感じた。
そんな訳で昨日の夕方、シャワーを終えて体重計に乗った。なんと、48キロを下回った。こんなの初めて。だからなんだ。会う人会う人が言う、痩せたねって。あんなに夜ご飯、ごちそうをたんまりと食べているのにね。でもこれからは、馬肥ゆる秋だものね。
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マツムシソウ
2026年09月13日
妻が亡くなって1年が経ち、長女が嫁いで行った。その直後、末娘が夢を追って東京に行った。残ったのは妻の仏壇と私のみ。長らくの間、家族という暖かさの中で生きてきた私にとって、それは突然どこか知らない闇夜の中にひとりぼっちで放り出されたそんな気持ちになった。そして寂しい生活が続いている。ひとりぼっちになった時、友達が欲しいと思った。なんでも遠慮なく話ができる友達が欲しかった。男性が苦手な私には女性の友達が良かった。そしてしばらくして二人の50代の女性の友達ができた。その一人とは先日の火曜日の定休日に、私の故郷の奥出雲町に仁多そばを食べに行った。
昨日の土曜日の午後はもう一人の人と鳥取県の大山に向かって車を走らせた。車で走りながら取り留めのない話をする。それだけでいい。それだけで心安らぐ。桝水原高原に降りた時、高原の斜面に群れ咲くマツムシソウを見た。そう言えば、いつだったか娘二人と妻を連れてここに来た時、可憐なマツムシソウが群れ咲いていた。
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有難うなぎさ
2026年09月10日
ホルムズ海峡の影響でか、暑さの影響でか、7月8月と全く暇だった。どうなることかと心配していたがぼつぼつと仕事が入って来るようになった。だが、住居の方はまだ動きが鈍いようだ。首相!、アメリカにへつらうのもいいけどさ、たまには意見してみろよ。だが今日は朝から忙しい。一日の動きを記録するノートが、今昼になったばかりなのにいっぱいになった。午後も,1時から物件申し込みにいらっしゃる。3時には物件案内のお客様がいらっしゃる。なぎさ、きっと君のお蔭だ。有難う。
ところでなぎさ、疲れたよ。今午後4時を少し回ったところ。現在営業中の店が9月末で閉店する。そこの案内を終わった。今日は忙しかった。疲れたよ。だから、4時半になったら早引けするね。早く帰るからね。
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楽しんだ二連休
2026年09月09日
月一の二連休の初日の昨日、先日本欄で紹介した、週一回手伝いに来てくれる娘とその母と三人で奥出雲町に蕎麦を食べに行った。行き帰りの道中、親子でよくしゃべる会話と笑い声を聞きながらのドライブは楽しかった。もちろん、塩出しで頂いた山県そばの蕎麦は、えも言われぬ味わいがあったことは言うまでもない。今朝、気になることがあったのでいつも通りに出勤した。メールでの問い合わせ2件に回答をし、その他を片付けて10時、車のエンジンを始動した。まず安来市のあらエッサ。米子市の内浜線を北に向かった。よく走るコースだ。
時に雨は本降りになった。鬼太郎ロードに着いた時、雨は止んだ。思った通り、濡れた路面は鬼太郎のテーマソングをタイヤによく弾かせる。そして間もなく美保神社の参拝用の駐車場に着いた。美保湾から美保関の町をスマホでパチリ。これでいい。今日はもう帰ろう。何かごちそう作って晩酌を楽しもう。

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妻の顔が心に浮かぶ
2026年09月06日
昨日も涼しかったけれど、今日はもっと涼しい。そして霧雨が降っている。涼しくて過ごしやすいのだが、急激な気温の変化のせいだろうか、心は悲しい。朝からずっと妻の顔が心に浮かんでくる。何回も何回も妻の顔が心に浮かんでくる。
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Batter Yellow Cafe
2026年09月04日
目のお薬師様として全国的な信仰の広がりを持つ、「一畑薬師」が松江市から車で30分余の所、出雲市小境町にある。一昨日の定休日を仕事でつぶしたストレスの解消に、昨日出かけた。薬師に行くのではない。参道の土産物店のある一角にある、「Butter Yellow Cafe」に行くためだ。
この店ができたとテレビニュースで知った時、行ってみたいと思った。定年退職したご主人と奥さんとふたりで営んでいるこじんまりした店だ。数種類のコーヒー、ケーキ類もある。それに窓の向こうには中国山地の山々。宍道湖が宙に浮いているようにも見える。心癒される一幅の絵のような風景も気に入った。我が社には、私の孫娘と言っていいほどの年齢の女性が週に一回、二時間ほど手伝いに来てくれる。昨日がその日だったので彼女の到着を待った。一畑薬師にお茶飲みに行こ、と誘ってすぐに出かけた。昨年、宅地建物取引士試験に合格した。素直な横顔がかわいい娘だ。お茶を飲みながら話していても楽しい。駐車場への帰り道、名も知らぬ白い花を見つけた。
花の名を調べてみた。センニンソウ(仙人草)というらしい。
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秋の雲
2026年09月02日
二週間に、一度は出雲市の病院に入院中の息子に会ってやりたい。今朝早めに向かった。無精ひげを蓄えて、それがかえって男前にプラスになっていた。いつものことだが、面会終わって、エレベーターの中で体が崩れかかる感覚になった。息子が不憫でならないのだ。
病院を後にして道の駅「キララ多伎」に向かった。しばし海を眺めた。そして思った。息子にせよ、私にせよ、どうしてこうも寂しい生活をしなきゃあならないのだろう。気を取り直し、帰路に着くことにした。定休日だけど、午後には来客予定がある。

海を眺めながら出雲大社方面に向かった。参拝道入り口を過ぎ、島根ワイナリーの駐車場に車を止めた。先ほどから気になっていた秋の雲、写真に写したいと思っていた。まだ午前中なのに、車の室外温度計は34度を指していた。だが、確実に秋に向かっている。そう雲が教えてくれた。




