店主日記

  • ドライブで思い出を 2022年09月29日

     今朝は天気良好。気持ちも爽やか。久し振りに朝早くに出勤してきた。さて、昨日定休日ののことである。

     

     息子の病院で用事を片付けて、そしてそこの駐車場でしばし考える。CDを入れ替えた。ひとりで車で走る時、私の心にはCDは欠かすことのできないスピーカーの材料なのである。エンジン掛けたら、スピーカーから常にCDの音が聞こえてくる。

     

     想いは定まった。気持ちが沈むこんな曇り日は妻の思い出に浸ろう。音楽はかぐや姫の「赤ちょうちん」に定めた。さあ、三瓶山に向かって出発だ。カーステレオで、ふたりで一番多く聞いた曲はこの赤ちょうちん。私が好きだったからなのだけれど、妻の声が聞こえてくる。「あんたこの曲好きなんやなあ」・・・何度も何度も繰り返し聴いた。下手だけど口ずさんだ。妻との会話が蘇る。

     

    縁側から

     

     右手に日本海。海を見るとあの人を思い出す。ここは鳥取の観音院。画面右側の柱が拝観する縁側から伸びている。この縁側に座っていつも抹茶を頂く。私にとって心落ち着く最良の場所だ。写真撮影はX女子

  • 鳥取の人 2022年09月27日

     朝から雨が降っている。こんな日は気持ちが滅入るからメールの中の写真を眺める。あの人の、X女子の写した写真を眺める。秋晴れの爽やかだったあの日、日本海を眺めながら車で鳥取に向かった。妻との、思い出がいっぱい詰まった鳥取に向かった。どこを見ても恋人時代の思い出が蘇ってくる鳥取。(写真はX女子撮影)

     

    観音院

     

     娘と孫との半年間の生活にしっかりなじんだ。そして彼らは去って行って今は寂しくて。この前の日曜日の昼休み、ある人を誘って一時間のドライブを楽しんだ。細身で小柄な彼女、鳥取の観音院で出会ったあの人にどこか似ている。そんなこと想いながら一時間の会話を楽しんだ。心安らいだ。

     

     さて明日は定休日。月末だから息子の入院費の支払いに出雲市に向かう。天気もよさそうだし、その後どこへ行こうかと迷っている。三瓶山に上ろうか、それとも石見銀山の町並みを歩こうか。それとも懐かしさに心惹かれる奥出雲町に行こうか。どうしよう。どっちにしても、誰にも束縛されない気楽なひとり暮らしを楽しもう。

  • 2022年09月24日

     いつものスパーマーケットに行った。昼の弁当と3日間の夕食の材料を買うために。ひとりでの買い物にもだいぶ慣れてきた。恥ずかしさが少し減ってきた。いつものレジ係りの女性に言う。寂しくなったって。そうでしょうね、いちばん可愛い時だったものね。そう言って答えてくれた。少し気持ちが落ち着く。

     

    海

     

     ところで鳥取の観音院で出会ったあの人、この海を見て何を思ったのだろう。何が海の向こうに見えたのだろう。空の上に何を見ていたのだろう。ひとり車で来たんだから独身だと単純に考えてしまったけれど、どんな暮らしをしているのだろう。名刺で私の店主日記、見てくれたのだろうか。(写真撮影 あの人)

  • 鳴り石の浜 2022年09月23日

     娘が海外へ出発してから半月が経った。久し振りに家庭の味を覚えて半年、すっかりその生活になじんでしまった。だけどまたひとり。孫の鳴き声も笑い声も聞こえやしない。風呂だって、湯船につかっていたのに今はシャワーで終わっている。会話もない夕食。凍り付いた空気。我が家には見もしないテレビの音しか聞こえない。今、私は寂しさの頂点なのだろうか。

     

    鳴り石の浜

    石を積む 

     こんな時は、あの人のことを想ってしまう。一目ぼれって、こんな気持ちを言うのだろうか。心に、永遠の妻がいるから愛することはできないけれど、大好きにはなれるから。願わくは友達になりたいな。特別な友達になりたいな。私の大好きな、ドライブを一緒にしたいな。いちにち中車で走っていたいな。そしていちにち中会話していたいな。

     

     塩谷定好写真記念館の近くに鳴り石の浜がある。こぶし大から、それより大きな石たちがたくさん集まっている。波が来てはその石たちがぶつかり合って音が鳴る。ゴロゴロゴロと音が鳴る。不思議だなって思ってしまう。ここであの人は石を積んだのだろうか。石を積んで、そして何を願ったのだろうか・・・ ・・・名前も聞かなかったけれど、聞く勇気もなかったけれど、寂しいけれど今日であの人の写真展は終了する。X女子様、写真の提供ありがとうございました。いや、時々使わせていただくかも。

  • 男心と秋の空 2022年09月22日

     秋になると、太平洋高気圧の弱まりによって、低気圧と高気圧が短い周期で通過していく。それによって、人の心の変化の周期も早くなっていく。そんなふうなことが今朝の新聞に載っていた。それでかなあ、昨日からすごく寂しい。人恋しくてたまらない。断捨離もできないままでいる箪笥の中の妻の洋服。一番好んで着ていたカーディガンにこっそりと頬ずりして出勤した。男心と秋の空だ。

     

    土門拳

     

     昨日の定休日、安来市の加納美術館に出かけた。「土門拳記念館コレクション展」を観るためだ。日本海側の豪雪地帯、酒田市にその記念館はあるらしい。一度行ってみたかった憧れの写真家土門拳。近場で見ることができたこの喜び。前夜から興奮していた土門拳。志賀直哉のポートレートも見れて言うことなし。

     

    三度笠

     

     話変わってX女子。教えて差し上げた塩谷定好写真記念館。琴浦町の国道9号線近くの海辺の町にある。どうやらそこにも行ってくれたらしい。駐車場から見える「波しぐれ三度笠」の凛々しい姿が映されている。彼女、案外写真のセンスもあるらしい。(写真はX女子撮影)

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