店主日記

  • これが普通なんですよ 2022年02月15日

     明日からまた雪になるらしい。午前中、バタバタと忙しかった。朝からガソリン入れよう給油しようと思いながら警告マークが気になってしょうがない。午後、やっとセルフのガソリンスタンドに。1万円機械に入れて、たったの千円余りのお釣り。政府のガソリン政策、効果あるのかなあ。でも、雪を前に一安心。

     

     娘が言う。松江って、よく眠れるって。「夜が明けても、太陽が出ないから、東京のように明るくならないから?東京はね、カーテンしてても明かりが差し込むからすぐに目が覚めちゃう」って。そう言えば、娘を出雲空港に迎えた時、千葉から来たって言う親子が言っていた。「今日は変な天気ですね、降ったり晴れたりして」って。あ、いや、これが普通なんですって言ったらびっくりしていた。

  • 三連休 2022年02月13日

     建国記念日の一昨日、娘の婿殿がやって来た。娘が、私の事務所の隣の「ゴリラ弁当」でオードブルこしらえてもらうからって言う。3人で晩御飯だよって。そして早めに帰って夕食にした。久し振りの晩餐は楽しかったことは言うまでもない。彼は3月30日、海外へ転勤での出発。この晩は夫婦水入らずのひと晩をホテルで過ごした二人だった。

     

    山

     

     そして昨日、暖かい一日だった。本当の春のような、夕方のテレビでは3月中旬の気温になったと言っていた。晩御飯の鍋料理のテーブルコンロに火をつけた時、ライン友達から数枚の写真が届いた。

    近くの大山

     

     美保関に向かう森山あたりからの一枚だろう、中海に、と言ってももうここは日本海。大山が美しく写っている。静かな海面を貨物船が滑るように進んでいく。これが画面の良い添景として生きている。どうやら、私が先週の水曜日に娘と一緒に行ったドライブコースに近いコースを走ったのだろう。

     

     美保神社にも、青石畳通りにも、美保関灯台にも行ったらしい。非常に良い天気だったけれど、見たかった隠岐諸島は霞んで見ることができなかったとか。それが残念だったけど、だけど大山を間近に見たし、最高だったって、楽しい一日だったと言っていた。だけど不思議、indoorな彼女を、誰が誘い出したのだろう?

     

     彼女、話しているととても楽しくなる人だから、だから一緒にドライブした彼?それとも彼女?も、とても楽しかったんだろうな。

  • 美保関行 2022年02月10日

     美保関港

     

     3月になると娘も忙しくなるだろうからと、今のうち、できるだけ外に連れ出すようにしたい。昨日は美保関行き。できるだけ、長く話せるように遠回りをして行く。米子空港の横を通る内浜産業道路。ゲゲゲの鬼太郎を奏でるミュージックロードを走る。

    灯台

     

     美保関港駐車場から見る眺め、かすかに大山が見えている。一文字に伸びた防波堤にポツンとひとり釣り人が。「いい風景だろ」って言う私の言葉に、「寂しげだわ」って娘。そうだよね、ひとり一人、見る目が違うんだよね。・・・青石畳を歩いた。灯台にも行ってみた。

     

     帰りも米子市を通る。今度は外浜産業道路。大山が、だんだん大きく近づいてくる。雪をかぶった山肌が太陽の光を浴びて真っ白に輝いて見える。「走る道路、どの道を走ってもみんな思い出の道。見るもの見えるもの、聞こえてくる音何もかもが俺たち二人の思い出なんだ。だから、こうして車で走っている時が一番心安らぐ」。そう娘に聞かせた。

     

     安来市の国道9号線を走る時、私の目線が走る。「あのコンビニ思い出の場所?」と娘。「清水寺に行った時、帰りに寄ったんだ。『ほら、あなたじゃない。銀杏踏んで車内が臭うのは』って、そうあいつが言ったんだ。昨年の暮れにあそこでショートケーキ買った。そして、仏壇に供えた」

  • 春の足音が 2022年02月05日

     昨日は立春。だからもう春。なのに今朝は寒い。景色は雪化粧。墓参を終えて事務所に向かう時、陽が射してきた。一瞬にして道路を白くしていた雪が溶けて水になって斜面を流れだした。事務所のガラス戸越しの朝日の光が暖かい。はるか彼方に、春色らしい光が見え始めた。まだまだ遠いが春の足音が聞こえ始めた。そして、ユーチューブでユーミンの「春よ来い」を聴いた。

  • 月遅れの初詣 2022年02月03日

     昨日の定休日には遅い初詣をした。妻はこう言っていた。神様にお願いして幸せになるんだったら誰も苦労なんかしやしないよって。娘もどうやら、同じ考え方らしい。私は、もっとそうなんだから神社にお参りする必要などない。だが、歴史が呼んでくれる。建物が呼んでくれる。そして妻との思い出が、私を誘ってくれるのである。

     

    大社

     

     娘の診察の終了に、産婦人科に迎えに行った。順調らしい。どこか行きたいところあるかって聞いたら、特にって言う。じゃあ、出雲大社に行こうやって、結婚前に娘が働いていた幼稚園のある秋鹿をかすめて宍道湖の北側を進む。

     

     1時間ほどで到着。拝殿の賽銭箱に小銭を入れて本殿を一周する。コロナ禍で閑散としているだろう予想に反して、この時期にしては結構な人出だった。その後神楽殿前の蕎麦屋さんに入った。ねえ、私たちってなんに見えるかしら。親子に見える?って娘。いや、爺さんと孫娘に見えるだろうって私。私はそれでも構わないけどねって娘。(写真は本殿前。白い防寒コートが娘、母に似て背が高い)

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