店主日記
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は~やく来い
2023年02月22日
朝早く家を出発して、出雲の息子に会った。出雲に来たらもう西に行くしかない。三瓶山に行くことにした。大田市市街地からいつものように北の原に向かった。三瓶ダムあたりから三瓶山の写真を撮りながらゆっくりと楽しんで車を走らせた。
北の原は何もかも閉ざされていた。レストランも、三瓶自然館の駐車場もみんな眠っていた。西の原に行く道さへ冬季閉鎖で通行止めになっていた。太陽の光さへ、遮断されているように感じた。風景が暗かった。三瓶山の偉大さもなかった。何もかもが冬眠中のように。東の原に向かう道を進むことにした。
所々圧雪した道をゆっくり走った。木漏れ日の中を進むとやがて風景が開けてきた。雪景色が眩しい。エアコンを消して運転席の窓ガラスを全開にしてみた。寒くなかった。春の風が頬を撫でていく。気持ちがいい。すれ違う車もない。後を追っかけてくる車もない。私一人が三瓶山を独占しているふうに感じた。ならば、誰もいないのなら叫んでみたい。なぎさー、なぎさー、なぎさー。聞こえるかい。
頓原に向かって下ることにした。久し振りの天気に太陽の光が眩しかった。エアコンは消しっぱなし。少し開けた窓から吹き込んでくる冷たい風。それで室温のバランスが取れる。流れる川の雪解け水が騒いでいる。やがて、本当の春がやって来る。
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Neskafe
2023年02月21日
私はいったい、一日に何杯のコーヒーを飲むのだろう。さっきもコーヒーを飲みながら、昨日の夕方ある人から頂いた小さな本を読んでいた。その小冊子の表紙の題名は「心の指針」大川隆法著だ。
「生命あるうちに、愛しているということを、心から愛しているということを、伝えなさい」・・・これは、表紙をめくった本カバーに書いてある、一番最初に目にする文章だ。そして私にはその意味が心にしみる。そうなんだよ。生きているうちに、伝えなきゃあ。命あるうちに言わなきゃあいけなかったことなんだよ。私が一番悔やんでることなんだよ。
ネスカフェ、インスタントなのだがこれを私は好んで飲んでいる。まず出勤して2杯続けて飲む。そして2時間間隔で1杯。高校生の時に始めた喫茶店でのアルバイトが、私をコーヒー好きにさせてしまった。でも、これを飲むと心安らぐ。明日、詰め替え用を買っておかなきゃ。
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ChatGTP
2023年02月20日
テレビやラジオで、チャットGTPのことがこの頃よく話題になる。オリジナルテキストを生成することができる人工知能ツールだそうだ。例えば私の店主日記、「奥出雲町にドライブに行ったことの日記」と入力すれば、店主日記は完成することになる。かなりハイレベルな文章が出来上がるらしい。
ブログにしても、新聞の読者欄への投稿にしても、書くと言うことを私は楽しんでいる。。ストレス解消でもあるし、気分転換にもなる。一番の楽しみは、言葉を組み立てる作業の面白さだ。子供の頃、粘土をこねて形あるものにしたあの喜びと同じなのである。
仕事で使うパソコンもそうだけど、スマホにも時々怪しいメールが届く。覚えのない、あるいは、例えばauを名のるなど一般に知れた名であっても私は無視することにしている。そんな詐欺めいたものも、チャットGTPでもっと巧妙化していくのかもしれない。
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久し振りの夕方の街
2023年02月19日
昨夕、久し振りに街で食事することにした。定時に仕事を終えてタクシー会社に電話する。4社に電話するも予約がいっぱいでありゃしない。バスで行くことにした。土曜日の夕方のバスはこんなに混むんだ。土曜日を侮ったのかもしれない。
松江大橋南詰のおでん屋さんに行った。サラリーマン時代に時々ひとりで行った馴染みの店だ。馴染みと言っても、もう20年もご無沙汰している。カウンター席に案内された。ひっきりなしに訪れる客。てきぱきと店員さん。大繁盛だ。ビールの大ジョッキと、数種類のおでんを注文した。
満足して、顔見知りの店主のお好み焼き屋さんに足を延ばす。ここでも生ビール。そしてお好み焼き。どこも、お客さんは多い。コロナ禍前の賑わいが回復したのかもしれない。人々の、笑顔を見てそして思う。庶民が、小さな幸せを求めて暮らしている。みんな、平和を求めて生きている。
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雪景色
2023年02月15日
定休日に限って早く目覚めるのに今日は良く寝た。リビングのカーテンを開けると雪が降っている。だが積もりそうではない。ならば、奥出雲町に行こう。雪を見に行こう。そして遅い朝食。いや昼飯にするか。
雲南市の坂道を登っていくと薄っすらと雪景色が広がってきた。奥出雲町に着くと、更に風景の白さが増していった。。いいぞいいぞ。この風景が見たかった。山々の木々を新雪が覆っている。この景色が見たかった。
予定通り、亀嵩にある「酒蔵奥出雲交流館」に行った。雪のせいか他にお客さんはいない。レジの女性に話しかけてみた。話していたら年齢が分かってしまった。でもすごく若く見えた。「DOBUROKU Dー269」という濁り酒がある。これを買って、話してくれて楽しかった。有難う、また来ますと言って交流館を後にした。