店主日記
-
水郷際 花火の夜
2023年08月05日
もう何日、35℃の気温が続いているのだろう。体も休みなく、この暑さと戦っている。もう夕方が近くなってきた。だけど、外に出ればうだるほどの暑さ。息苦しい雲が空に広がっている。今日は土曜日、早めに仕事切り上げて一杯やろうと思う。
あ、ゆかた姿の女性が外を歩いている。今日と明日は松江水郷際だ。昨日、宍道湖付近を車で走ったら作業員たちが打ち上げ花火の準備に余念がなかった。そして今日明日の二日間、夜になったら写真の宍道湖に2万発の花火が打ち上る。我が家にも、かろうじて花火の破裂音が聞こえてくる。それで十分。見に行こうなんて思わない。花火に照らされた妻の笑顔が見えるから。
-
あ、月が出ている
2023年08月05日
今朝、出勤のために自宅を出発した。時間はちょうど朝の8時、こよなく晴れ渡っている。今日も暑くなりそうだなと、空を見上げた。あ、月が出ている、北西の空に。こんなに明るい空なのにまあるい月がはっきりと見えている。
10分後に公園墓地に着いた。少し見え方が薄くなったかな。写るかな、写らないかなとスマホを取り出してアップで写してみた。事務所に着いてパソコンに移動させて拡大してみるもかすかに写っている程度。これでは店主日記の写真には使えないな。でも、今日は何か良いことがありそう。
-
白い絨毯
2023年08月04日
毎日が暑い。バックスピンがかかった台風が四国から北上を始め、山陰も直撃。そんな予報が出されている。この頃暑いのはこの台風がもたらす熱波のせいらしい。自宅でも、事務所でも24時間エアコンの中。エアコンの空気って、なんだか疲れるね。
じっとしていても汗かくのに、事務所営業の朝支度。汗だくである。エアコンのスイッチを入れて一息ついた。一息つくと、自宅を見下ろしている茶臼山に視線が向かう。あ、筋雲が。なぎさ、そこに白い絨毯を敷いたのかい。そこから私の姿を見てるのかい。もうすぐ盆がやって来るからね。
-
旨いビールが飲めるぞ
2023年08月02日
この頃、通院日が定休日の水曜日になったのでありがたい。午後2時に診察が完了した。買い物は午前中に済ませたのでちょっとの時間ドライブをすることにした。病院内にあるコンビニでパンと缶コーヒーを買って車で走りながら昼食とした。
変ったものが売れている中海北岸にある道の駅「本庄」に寄った。え、これなんだ。店員さんに言ってみる。僕、奥出雲町の田舎で育ったけどこれ始めて見るよって。お盆の頃がシーズンだとか。「ささげ豆」と書いてある。丸めて袋に入れてあるけど、伸ばせば60センチぐらいで太さは直径1センチ。よしこれにしよう。値段150円也。
今晩は野菜がいっぱい摂れる海鮮ちゃんちゃん焼きと決めてある。よし、これをフライパンの底に敷いてみよう。今3時半少し過ぎ。この日記を仕上げたら真っすぐ家に帰ろう。そして仕込みをしよう。5時半には出来上がるだろう。旨いビールが飲めるぞ。
-
もう直ぐ盆がやって来る
2023年08月01日
8月になった。出雲地方ではお盆月である。私の育った当時の仁多郡仁多町では、迎え火を8月の13日の夕方に焚いていた。夕方、玄関先でオガラを焚いていた。灯りを見て、仏様が迷わずに帰って来れるように夕方の玄関先でオガラを炊いていた。無邪気だったあの子供の頃が懐かしい。
あの頃の我が家は賑やかだった。父がいて母がいた。二人の兄がいて一人の姉がいた。役場に勤めていた父が、町から線香花火を買ってきてくれた。夜になると父母は縁側に腰かけて、子供たちが楽しんでいる線香花火を見ていた。姉と私が主人公でキャッキャと言って線香花火に火を点けた。
そんな無邪気な時代があったのに、今は信じてもいないあの世のことを想っている。あの世なんかありはしないのに、だけどあの世のことを想っている。盆にはあの世から帰ってきてほしいと想ってる。なあ、なぎさ。今年の盆はどうして過ごそうか。