店主日記

  • 遠回りして帰ろ 2026年05月13日

      出雲市の、こころの医療センターに入院する息子を見舞った。病院を後にして道の駅「キララ多伎」に行った。そこから海岸通りを出雲大社方面に向かった。天気が良いからだろう、走りながら見渡す渚の風景が美しかった。渚って、妻の名前のなぎさのルーツなんだろうな、などと思ってみたりもした。

     

     出雲大社が近づいたので、稲佐の浜に向かうことにした。ここは国譲り神話の舞台であり、毎年旧暦の10月に全国の神々を迎える神迎え神事の場所でもある。今日も観光客が、波打ち際で海に戯れていた。そうだよななぎさ、俺たちは出雲大社で出会ったんだよな。あの日も今日のように天気が良かった。

     

    稲佐の浜

     

     私がドライブ好きなのは、若い頃からそうだったということもあるが、今はもの思うことができるからかもしれない。ひとりだけの車内、流れゆく風景、心地良いエンジン音。そこには現実はない。楽しかった昔の暮らしが次から次へと思いだされてくる。まだ小さい頃の子供たちがはしゃぎまわって楽しそうだ。それを見守る妻の笑顔。だから・・・遠回りして帰ろ。

  • 祝結婚記念日 2026年05月09日

     昨日は4時に事務所を切り上げた。いつものスーパーマーケットでビールと寿司を買った。シャワーを終えてから、リビングのテーブルで妻と結婚記念日のお祝いの乾杯をした。そして、二人で寿司をつまんだ。涙はいっぱい流したけど、楽しかった。久し振りに楽しい夜を過ごした。

     

    ピンク 乾杯の時、40年前の結婚式の記憶が蘇ってきた。ルーテル教会で挙げた式、ホテル「白鳥」で行った披露宴。参列してくださった一人一人の表情まで細かく思い出された。誓いの言葉は、今でもそのまま繰り返せそうだった。人生に拗ねていた私に、希望を与えてくれたのは妻だと、その時強く思った。

     

     8年前に妻が亡くなってから、悲しみの淵を彷徨っていた。どうあがいても、その淵から抜け出せずにいた。昨夜妻と二人でそんなこと話していた時、妻がふと、ヒントをくれたような気がした。悲しみの淵から抜け出せる方法を私に教えてくれた気がした。

     

     一夜明けた今朝、爽やかに目覚めた。よく寝てたなと、もう一人の私が言った。悲しむなとは言わない。泣くなとも言わない。なぎさを思い出し、悲しくなったら泣けばいい。寂しくなったら泣けばいい。涙もいっぱい流せばいい。だけど、それは生きることとは違うんだよ。悲しい時は俺も一緒に泣くからさ、だけど、生きることにも真剣になろうよ。それが淵から抜け出す方法だよ。俺も手伝うからさ。

  • 結婚記念日 2026年05月08日

     今日のこの記念日だからじゃあないだろうが、早くに目が覚めた。墓参を終えて事務所に着いたのが7時ちょうど。たまには早出もいいもんだなあと思った。玄関先の掃き掃除していたら見かけた顔の女性が会釈をくれた。人って、いいな。

     

     痩せたなあと思って昨夜体重計に乗った。48.5キロ。この頃朝ごはん食べていなかったので近所のコンビニで牛乳を買った。昨日売りに来たパン屋さんのコッペパンを食べた。体力つけなきゃあ、スタミナ付けなきゃあ仕事に負ける。真面目に食べようという気になった。

     

     なぎさ、俺、納得できるまで仕事がしたい。だからまだしばらくこっちにいる。けどいつか、必ずそっちに行くからまた一緒に暮らそうな。それまで待っててな。・・・今日は俺たちの結婚記念日だ。仕事早く終わってビール買って帰る。二人で乾杯だよ。

  • 連休終わって 2026年05月07日

     昨日で5月の連休は終了した。正直なところ、みんなには悪いがほっとした。連休は、昔のことを思い出す。妻がいて、3人の子供達がまだ小さくて、家族みんなで楽しく遊んだ記憶が蘇って来る。だがもう、妻は帰ってこない。思いだすと寂しい。

     

     昨日は3時半に事務所を閉めた。家に帰ってシャワーを終えたのが4時。それから焼酎のお湯割りを飲みながら一時間かけてトンカツを作った。まだ明るい太陽の光が窓から差し込んでいた。後ろめたい気もするが、連休の最終日を楽しもうと思った。

    トンカツ

     

    この頃カツレツに凝っている。揚げ方ひとつで肉がジューシーになるかパサパサニなるかの分かれ目らしい。男が料理をしたり、花を好きになるのはおかしいのかもしれない。でも、誕生日はひな祭りの3月3日。子供の頃は姉とばかり遊んだ。体も軟弱だった。

     

     そんな男がこの歳になって働いている。しかもフルタイムで。ひとりでよくこの店やっているねえと人は言う。そう、二人でする時の、何倍かの労力がいる。でも、負けるものか。死ぬまで働き通して見せる。これが私の生き甲斐なんだから。働ける幸せを心の底から感じてるんだから。

  • 昼下がり 2026年05月06日

     今、時計の針がお昼を少し回ったところ、近くのコンビニでおにぎり二つ買ってきた。二つじゃあ多すぎるけど、一つでは足りない気がして。そう、私のお昼ごはんはいつもこんなもの。粗末なのである。でも夕ご飯は豪勢にしたい。早めに帰ってごちそう作ろうと思っている。

     

     トンカツ作ろうか。その下に何を敷く、ご飯、それともナポリタン?。別皿に野菜サラダも作りたいな。ポテト、ニンジンは必須、ブロッコリーもいいかもね。あ、そうだ。パン粉まだあったかなあ?。でもどうせ使うから、買って帰ろかな。

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