店主日記
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懐かしさが恋しくて
2025年11月25日
先日の3連休は働いた。事務所前の県道を行き交う車を見ていたらうらやましくもあった。いいな、休みの人は、と、この歳になってなおも拗ねる自分がおかしくもあった。明日は水曜日で我が社の定休日、自分のために精一杯楽しもうと思っている。奥出雲町に行きたいな。どこへ行こう、何かをしようといった目的もない。ただ懐かしさに浸りたい。三沢小学校は合併されるらしい。中学校は遠に合併されて今はない。私の育った家も、今兄嫁が一人暮らしなので行けやしない。思い出が少しずつ減っていく。だから奥出雲町に行っても話す人もいない。わずかに遠い親戚があるだけだ。
でも、行くと心落ち着く。今駅舎もない三成駅に立ち寄ってみるつもりだ。駅が道の駅風になっていて、野菜やらが売れている。隣に観光協会がある。ブラっと立ち寄るのが楽しみだ。一番の思い出が詰まっているのはここ三成駅だ。亀嵩道の駅「酒蔵奥出雲交流館」にも寄ろうかな。D269(どぶろく)、買おうかな。
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寒い朝
2025年11月23日
事務所前を箒で掃き清めた今朝、手の指が冷たくて痛い。事務所のバックヤードの流し台で、瞬間湯沸かし器から出てくるお湯を当てて指先を温めた。2~3年前からこうするようになった、今は、自らの体温だけでは指先にそのぬくもりは供給されなくなった。
インスタントコーヒーを入れて、接客カウンターのお客様側に座った。ガラス越しの、朝日が背中に暖かい。しばらくこの席で、コーヒーを楽しむことにした。なんて気持ちがいいのだろう。とてもインスタントコーヒーとは思えないふくよかな味がして、昔、西田佐知子さんが歌った「コーヒールンバ」が聴こえてきて心地よかった。
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いい夫婦の日
2025年11月22日
なぎさ、今日は何の日だと思う。いい夫婦の日だよ。11月22日、語呂合わせでいい夫婦の日なんだって。ほら、何年前だったか俺が松江市役所に行って、用事終えたら玄関先でインタビューされたって言ったろ。そして何人かがテレビ見たよって言ったあの日のことだよ。「今日はいい夫婦の日です。日頃奥様をどう思われているんですか」って聞かれたと思う。だから、私たち夫婦は自営業だからふたり一緒に働いている。良く協力してくれるから感謝してる、ってそう答えたと思う。まさか愛してるとは言えないからね、そのように答えたと思う。
もう、20年も前の事だよね、開業して間がない時だったから。俺インタビューされるまで、今日がいい夫婦の日だなんて知らなかった。あの日初めて聞いた言葉だった。でも今日は俺たちの日なんだって、そう思った。今もそう思っている。俺たち、いつまでもいい夫婦なんだと。
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嗚呼、疲れたな
2025年11月20日
午後もバタバタと忙しかった。疲れた時によく聞く歌がある。神野美伽さんが歌う、「手紙」だ。悲しいけれど、忘れていいよって歌だ。一部歌詞を紹介しよう。
「もしもボクが 死んだなら 君をひとり 残したら
悲しいけれど 少しずつ 忘れていいよ ボクの事」
「もう一度 君に 会えるなら もう一度 君と暮らせたら
悲しいけれど 少しずつ 忘れていいよ ボクの事」
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また落ち葉
2025年11月20日
くどいと思われるかもしれないが、また落ち葉の話になる。今朝も、昨日入り口に貼った「定休日」の張り紙を剥がそうといつもより1時間早くに出勤してきた。その目的もあるが気になっていたのは、先日の荒天で駐車場に散乱した松葉掃除だ。出勤してすぐに始めてから、もちろん休憩をはさみながらだが、2時間半の時間を要した。足は棒になって膝はがくがくになって腰はひりひりと痛み出した。もう20年余りの年月、年に十数回この作業を続けている。そして思う。松江市の場合、賃貸物件に対する草木の関係は、草は借主木は家主の責任が通念だ。
では、落ち葉はどうか。木から落ちた物だから当然家主の責任だ。今は良い。私が居るから動けるから。だけど3年先はどうなるか。この木の責任は、当然対応していただくよう交渉を迫ってやろう。証拠写真は撮っておいた。話が通じなければ、私の得意な出るところに出ようじゃあないか。もうぼちぼち、怒り心頭に達してくるかもしれない。そしてでもさ、って思う。人はここまで来なければ、他人の気持ちは分からないものなのだろうか?。責任を感じないものなのだろうか?。




