店主日記
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暑さ寒さは彼岸まで
2026年03月23日
朝まだ家にいる時、携帯に転送の電話が鳴った。9時にお邪魔するからと言って。いつもは公園墓地に寄ってから出勤するのだが、お待たせしてはと、事務所に直行した。9時10分前に来店があり、30分余りで話は終わった。さあ、墓参に行こう。今日は昨日までの冷たい風もなく、穏やかな春そのものの天気である。妻と話を終え、じゃあまた明日と言っての帰り道、あのオオイヌノフグリが春の日差しを独り占めするかのように咲き誇っていた。穏やかな日和を満喫しているようだ。花の命は短くて、苦しきことのみ多かりきと言うけれど、今日は違うよな。精一杯楽しんでくれ。
今日は春の彼岸の最終日、暑さ寒さも彼岸までとは、昔の人はよく言ったものだ。
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え、ビールがぬるい
2026年03月22日
昨夕、いつものように冷凍庫にビールグラスと、冷蔵庫の缶ビールを入れた。シャワーを浴びてすぐにビールを飲む。そう、凍る寸前ぐらいにキンキンに冷えたのが好きなのである。なのに・・・え、泡が。ビールがぬるい。なんで???。
今朝になって再確認をしたらやはり冷蔵庫が冷えていない。そうだよな、買ってすでに20年は経つものな。壊れる訳だ。と言うことで10時の開店時間を待って100満ボルトに出かけた。ドキドキはらはら、高いんだろうな。と思っていたら10万円のが展示品に限りで7万円で買えた。
あの冷蔵庫が消える。金銭的にもそうなのだが、私にはもっと辛いことがある。それは妻との暮らしの匂いだ。それが一つ消えていく。10数年前に買った車、運転席シートに妻の思い出が詰まっている。事務所のバックヤードに、妻が使っていた白髪隠しスプレーの使い古しが一本、新品が一本あの時のまま同じ場所に置いてある。
自宅には、妻の衣類があの時のまま、タンスの中に残っている。普段着の私のジーパンも、春のジャンパーも、パジャマも妻と一緒に買いに行ったものだ。毎日持ち歩く、縫い目がほつれて穴が開いたリュックもそう。その一つ一つがだんだん減っていくのが悲しくてならない。
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163円
2026年03月20日
朝起きて、暖かいなと思った。布団から出て、エアコンの風を浴びたら熱く感じるくらい。いつものコートを脱ぎすてて春用のジャンパーにした。いつものコンビニの店員さんに、春らしいですねって言われた。あの店員さん、この頃よくしゃべってくれる。あ、そうそう。今日は彼岸の中日、先日生まれた孫の動画を朝スマホで妻に見せてあげた。嬉しかったろうな。
今月の9日に給油したガソリン価格は156円だった。その2~3日後、突然180円に値上がった。そして先日は、190円に届こうとしていた。思わず叫んだ「トランプめ!、俺からドライブの生きがい奪う気か」。だが今日は下がるだろうと予想した。案の定、163円。少しほっとして5000円分入れた。だが、満タンには遠い。でも少し気持ちも楽になってか、野菜を買おうという気になってその足で道の駅「本庄」に向かった。トマト、キュウリ、アスパラガス、ブロッコリーを買った。朝、鶏肉を唐揚げの下味の漬け込みだれに漬けておいた。今晩の食事は美味しく食べれそう。
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寿司食ってみようかな
2026年03月18日
9時に目覚めた。服だけ着替えて、近所のスーパーマーケットの花屋さんに行った。昨日は春の彼岸の入り、妻の墓石に粗末だが花を供えた。その足で出雲市に向かった。息子は毛布をかぶって寝ていた。来週また来ようと、起こさずに病院を後にした。
少し遠回りして帰りたかった。コンビニで海苔巻きと稲荷のセットを買った。ハンドルを佐田町に切りながら寿司を頬張った。旨い。400円の寿司がこんなにも旨いのだろうか。手料理で酢は使わないから、体が欲していたのだろうか。そんな気がした。
佐田町を抜けて、掛合町の国道54号線と合流した。少しさかのぼると、道の駅「掛合の里」がある。そこの売店に寄った。はんぺんと地ビールを買った。夕方、シャワーを終えてビールを頂いたが、旨いとは思えなかった。発泡酒だが、飲み慣れたのがいい。
まだ早いが、54号線を下って宍道湖に出た。そして国道9号線を帰ってきた。この頃、トンカツに凝っている。2枚入りのトンカツ肉を買ってきた。筋を切って塩コショウをふりかけ、小麦粉をつけて卵にくぐらせパン粉をまぶす。火加減を考えながら二度揚げする。カリカリの衣の中に、ジューシーで熱々のトンカツ肉が旨い。ビールのお供に最高ー。
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春が来た
2026年03月16日
先日の日記に、4月のカレンダーの23日のメモスペースに「妻命日」の文字を書き入れたと書いた。以来、妙に鮮やかに妻の姿が蘇ってきて、懐かしくて恋しくて心がしんみりとしてしまって。肌身離さずいつも写真を持ち歩いている未練からだろうか。
そんな心持をよそに、春が来た。暖かな日差しがいっぱいに降り注いでいる。この陽気に誘われて、先日のテレビニュースで知ったサルボウガイ(出雲地方ではこれを赤貝と呼ぶ。赤貝と言う貝種は他にあるらしいがサルボウガイとは違うらしい)を求めて道の駅「本庄」まで出かけて行った。が、その姿は見えず。売り切れたらしい、残念だ。
ちなみにこのサルボウガイ、我が仁多町の故郷の家の正月には欠かさない食材だった。そんな幼少の頃の記憶から、もう一度食べたいなと、そう思ったのはなぜだろう。醤油味で煮て、お供にと、口を開けた殻から貝を爪楊枝で取り出しながら飲む熱燗の日本酒の味は格別だ。

手ぶらでの帰り道、中海の堤防を帰ることにした。春の陽光を浴び、はしゃいでいるかにも見える湖面(そう、中海は湖なのである。正式名称は斐伊川一級河川)が美しい。車の走りも、より快調に思えた。妻も好んだ私とのドライブ、にっこり笑ったその顔が瞼に浮かんだ。




