店主日記
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帯状疱疹
2024年07月23日
先日から右肩部分に発疹ができだした。梅雨が上がって暑くなって、長距離ドライブしたからシートベルトによる汗疹かと思っていた。だがどうやら違うらしい。来店があるらしい方に電話した。今日の来店ではないと確認して急ぎいつもの皮膚科に。帯状疱疹との診察結果。子供の頃の水疱瘡のウイルスが原因らしい。満身創痍、そんな言葉が頭をちらついた。
先日の雨の日、安来、米子、日野、日南、奥出雲、雲南、斐川、湖北と走るコースをドライブした。ドライブは道の駅がおもしろい。まず安来市で「あらえっさ」。県を超えて日野郡江府町の「奥大山」。日南町の「にちなん日野川の郷」。ぐるりと回って島根県に戻って奥出雲町の「奥出雲おろちループ」。同じく「酒蔵奥出雲交流館」。雲南市の「おろちの里」。同じく「さくらの里きすき」出雲市斐川町の「湯の川」。宍道湖の北側を松江市に帰って「秋鹿なぎさ公園」
道の駅には、その土地土地の特産品の販売などがあって面白い。山の駅に行くと山の産物が。海辺の駅に行くと海産物が売られている。スーパーマーケットではお目にかかれない品物もあり、ウインドショッピングだけでも楽しい。
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茶臼山に入道雲
2024年07月22日
茶臼山に入道雲が湧きたっていた。ああ、夏なんだと思った。昨日梅雨が明けた午後一戸建て住宅の内覧の仕事をした。お客様とそのまま出雲市方面に行くことにした。ちょうどいい、この車で走っている間に説明をすることにした。中古住宅を買う時の注意事項を。3時間ほどして帰ってきた。
一か所に寄るだけだったからほとんどは車の中。エアコンは効いているが、汗ばんできていた。仕事終え、帰宅して真っ先にシャワーを浴びた。え、これは。右肩の部分に赤い吹き出物。何だろう、しばらく考えた。汗疹かも知れない。シートベルトで・・・
そばを食べに奥出雲町へ行った日、回り道して行こうということになった。鳥取県の米子市から日南町を通った。晴女とあって晴れはしないが雨は上がった。あれは何?。採石場の跡だね。ベルトコンベアに草が巻き付いているから、今は使っていない。でも働いている人たちの姿が見えるようだ。
僕がドライブ好きなのはね、もちろん寂しさを紛らわすためもある。だけど、流れていく風景が僕にいろいろなことを教えてくれる。考えさせてくれる。会話してくれる。なんだかね、感性が育つ気がする。そうすると気持ちがだんだん落ち着いてくる。店主日記が書ける気がする。そして車が走る振動とエンジン音が、勇気と希望をくれる。そんな気がするんだ。
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梅雨明け宣言
2024年07月21日
真夏の太陽が照り付けている。スマホがピコンと鳴って梅雨明けを知らせてくれた。向こう一週間の予報には、最高気温35℃近くが続いている。28℃になったら、今日は暑いねえ。そう言ってた奥出雲町育ちの私には、この気温に耐えられそうもないことは明らかだ。
人って、我が儘な生き物なのである。梅雨が明けると、雨が恋しくなる。先日、そんな雨降りにの日に自称晴れ女だと言う人と久し振りに奥出雲町にそばを食べに行った。ひとり身になってからは、こんな店にひとりでは入れなくなった私、人と一緒なら入れる。思いついた所でいいよ、どの店に行っても美味しいから。
薄皮と一緒に挽いたそば粉は色黒だ。これが出雲そばの特徴のひとつでもある。だから香りが高い。そして美味しい。それに水がいいのだろうか奥出雲町の出雲そばは殊更においしい。私が奥出雲町出身で、故郷びいきだからだろうか、とにかくうまい気がする。
先日、ネットのクチコミでこんなのがあった。「この店は今まで行ったそば店で最下位の味」。私も何度か食べたことのある店の名前だった。そこで私が頂いたその味は上にランク付けた。よく人に聞かれる。どこのそばが美味しい、と。蕎麦には人それぞれの好みがある。そしてそばの場合はその差が大きい。私の好みはあの店だよ、とそう答えている。
ちなみに、先日行ったのは出雲横田駅のすぐ前にある「あさひ亭」。4人掛けのテーブルと、二人掛けのテーブルが少し。こじんまりとした店だった。だが大人数には座敷もあるらしい。年配の女性がそばを運んでくれた。店の壁には千代富士が来たらしい写真があった。初めて行った店だったがとても美味しかった。また行ってみたいと思う味だった。
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梅雨空から真夏の空へ
2024年07月17日
定休日になると何故か早くに目が覚める。何も計画もなし、たまには部屋のかたずけをしようかと思い、物置代りの4帖半の部屋に行った。娘がお産で帰っていた時使ったものやらが所狭しと置いてある。重ねてあった段ボール箱なども整理したい。
昼前になって、もうこれでいいよなと、答えるはずもない仏壇に話しかけてみた。でも、ちゃんと返事が聞こえた。私ができなくてごめんね。もう今日はいいよ。よく頑張ったね、有難う。・・・君にそう言われると、照れちゃうな。よし、午後は久し振りに二人で美保関に行ってみようよ。そして二人の思い出を辿ってみよう。
いつものように、観光客用の無料駐車場に車を停めた。車外の空気はむっとするほどの湿気を含んでいた。それでも、空を見ると梅雨空から真夏の空にバトンタッチするかのような雲が広がっていた。青石畳を、あの頃のように二人並んで歩いた。平日の今日は、老夫婦の観光客が多かった。ねえ、君。俺たちも老夫婦に見えるのかなあ。ううん。あなたは若々しいし、それに私はあれから年取ってないんだよ。
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「いちご白書」をもう一度
2024年07月16日
仕事がひと段落したら、私はYouTubeで音楽を聴くのが好きだ。先日のある日、ある人の歌う「いちご白書をもう一度」を聴いてみた。そして気に入った。私が好む歌い方をする女性だ。以降、その方がカバーする歌を好んで聴くようになった。ネットで調べたら、シンガーソングライターとあった。その人の名は、Sayaさん。
写真は、ある日ある人と行ったカフェから眺めた宍道湖の風景だ。眺めていたら、遠い昔のことを思い出した。父と、二人して松江に来たことがあった。帰りの列車の中、窓から宍道湖を眺めていた。日が暮れるにしたがって、宍道湖は見えにくくなっていって、そして、私の顔がガラス窓に映るようになった。不思議だなあと思った。5歳ぐらいだったか。だけど何しに松江に来たのだろう、この瞬間しか覚えていない。