店主日記
-
師走
2024年12月06日
今年最後の月、師走になった。事務机の引き出しの中を整理していた。そしたら封も切っていない昨年の暮れの年末ジャンボの宝くじが出てきた。300円の当たりは一枚あるはず。捨ててしまうのはもったいない気がして、出かけたついでに換金して今年の年末ジャンボを買ってきた。でもな、どちらがもったいないんだろう。また3000円使ったんだよ。でも、夢があるか。何やかにやと今日は忙しかった。午後4時を過ぎた。外は薄暗くなった。そう言えば。・・・今朝火災保険の更新に来た私より少し若い女性と話した。この頃、寂しくてねと。そうよね、日暮れは早いし、そして寒くなってきたし。そうなんだ。みんな寂しいんだ。正月元旦は妻の誕生日、どこかにドライブ、それが誕生祝だよ。ね、なぎさ、二人っきりでね。薄暗い外を眺めていたらそんなことを思った。
写真は三瓶山の浄善寺。あの日、このお寺でコンサートをしていた。なんのコンサートかわ分からなかった。部屋に明かりがついていて2~3の人影が見えた。撮影K女子。
-
嬉し涙
2024年12月04日
今日から5年間の新しい業者免許証になる。定休日だけど、事務所に出てきた。新しい免許証を事務所内の額縁に入れた。玄関の外から見える宅地建物取引業者票の有効期間と、免許番号の(4)を5に書き替えた。これで5年間はOK。明日から新免許のつもりで、新人のつもりで頑張るぞ。オ一。昨日、店主日記を書き終えて帰宅した。いの一番で、妻の仏壇にいち日の出来事を報告した。なあ、なぎさ、5年後には、彼女たちに俺たちがこしらえたけやき不動産を預けられるのかもしれない。けやき不動産が後世に繋がる可能性ができた。俺たちの苦労の結晶が後世に残せるのかもしれない。そう報告したとたん、嬉し涙が頬をつたってこぼれてきた。
写真は三瓶山の浄善寺のイチョウ。K女子撮影。木の迫力は奥出雲町の金言寺のより勝が、写真映えには劣る。
-
金言寺
2024年12月03日
9時30分に松江市を出発した。宍道町、三刀屋町経由で11時に奥出雲町の「鬼蕎麦」に着いた。古民家風店舗で食べる十割そばは格別な味がした。私たち3人はどんな関係に見えるのだろう。娘と、その娘の3世代家族に見えるのだろうか。ま、それはいいとして、その後、金言寺のイチョウを見に行った。

残念ながら、イチョウの葉は全てが散った後だった。それでも、お寺と、その屋根に降り積もった黄色い葉と、すべて落葉した大木とのコントラストは素晴らしいと思った。その後、亀嵩駅に行った。ふたりは一度だけこの駅に来たことがあると言った。その後、砂の器の記念碑を見て、酒蔵奥出雲交流館に寄って、広瀬町経由で帰ってきた。
走る車の中、不動産の免許更新をしたことなど話した。個人経営では、代表者変更はできないこと。法人ならそれは可能だとの話をした。後5年は何とか頑張るつもりだ。その後、この「けやき不動産」の名は残したい。妻とふたりでこしらえたこのけやき不動産の名は残したいとも話した。だからやがては法人にするつもりだと。
-
出雲そば
2024年12月02日
午前中で落ち松葉の掃除を終えた。目方にしたら何キロあったのだろう。恐らくは30キロはあったと思う。時間にしたら昨日と足して3時間余り。疲れる訳だ。筋トレしたように足の筋肉に違和感が。腰痛にならぬよう気を付けねば。こんな時、少し腰がだるい時、ぎっくり腰になりやすいのだから。明日、ある人と奥出雲町にそばを食べに行くことになっている。なぜ奥出雲町なのか、旨いから。もちろん松江のそば屋さんはどこに行っても旨い。けど、奥出雲町のは何かが違う。何が違うのか分からない。私が奥出雲町出身だから、口が合っているからかもしれない。私は奥出雲町のそばが好きだ。
天気だったら、ついでに金言寺のイチョウを見ようと思っている。お寺のすぐ前に大きなイチョウが植わっている。三瓶山の浄善寺のイチョウの木の大きさにはかなわないが、こちらも素晴らしい。絵になる。黄色いイチョウの葉と、散ったお寺の屋根の色とのバランスは絶妙だ。
写真は樹齢600年の浄善寺のイチョウの幹。K女子撮影
-
恩返し
2024年12月01日
午後になったら晴れ間が見えた。お陰で、先日の風雨に散り積もった松葉が乾きかけて来た。これでやっと掃除ができる。広葉樹の紅葉の落ち葉は風情も感じる。だが針葉樹の落ち葉はいけない。醜さのみが心に残る。さあて、奇麗にしようか。気持ち良くしようか。
事務所横の横断歩道の手前の歩道から掃き清めよう。最初は熊手を持ち出した。大雑把にかき集めた。その後箒の出番だ。集めた落ち葉は大きなビニール袋に入れる。黙々と続けた。半分終わって、ああ疲れたな。足腰にびっしりと疲労感がたまる。1時間半、もう半分は明日にしよう。黙々と作業をしていたら、年配の女性が声をかけてくれた。まだ二十歳に届かなそうな青年が声をかけてくれた。歩道を奇麗にしてくれて、ありがとうと言う気持ちなのだろう。ほおっておけないものな。私はこの土地で、20年生かされているんだもの。この土地で20年生活できているんだもの。だから、恩返しのつもりだ。
大田市の三瓶町池田に浄善寺がある。その境内に植わっているイチョウは樹齢600年。壮大な眺めだ。ちょうど今が見頃。写真撮影はK女子。




