店主日記

  • 岬めぐり 2020年10月25日

     さわやかな秋晴れ。昨日の強風で駐車場や歩道に松葉が散乱している。1時間かけて掃除した。歩道もさわやか。掃除終わって背中にやさしい太陽の光を浴びる時、子供たちが小さかった頃の記憶が蘇ってきた。

     

     ジープ系の大きな普通車、ホライゾンの横に私がいる。脚立に上がり、ルーフキャリアに荷物を積んで、落ちぬようネットをかけている。当時の我が家の、土曜日の朝によく見る光景だ。やがて家族と共に車は出発する。目的地はキャンプ場。

     

     話しは飛び回るがこの頃、山本コータローが歌う「岬めぐり」をよく聞いている。1974年にリリースされた曲だから年配の人しか知らないかもしれない。でも流行った曲だからみんな一度は耳にしたことがあるかもしれない。現実を離れて、私をこの曲の中に置き換えたら。たぶん、まだしばらくは岬めぐりのバスの中。

  • うん、そだね 2020年10月24日

     そだねって二人でよく真似た。ところで、長女の婿殿は鳥取県出身である。彼の父上から梨を頂いた。鳥取県の代表的な果物のひとつ、二十世紀梨である。冷蔵庫に冷やし、かじると、甘い独特の水分が口中に広がっていく。夏の暑さの残る初秋にはたまらない美味しさだ。毎日ひとつずつ食べて、なくなってずいぶん経つ。

     

     長野県の戸隠そば、岩手県のわんこそば、そして出雲そばが日本の三大そばである。婿殿の父上に出雲そばを贈ることにした。そう決めた瞬間、「ウッチャンにもね」って妻の声が聞こえた。うん、そだね。ウッチャンはかあちゃんが大好きな、かあちゃんの妹だものな。・・・そばも新そばになったかもしれない。今日実行した。

  • ふたり暮らし 2020年10月22日

     昨日の定休日、午前中出雲市の息子に会いに行った。昼食に、夏に残った一束の素麺を湯がいた。瓶入りの麵つゆもちょうど空になった。遅いけど、あらためて夏の終わりの寂しさを感じてしまう。こんなところにももの想う私、ロマンチストだと自ら思う。

     

     午後、ボウリングにも行かず部屋の片付けをした。ひとり暮らしになった今、不用品ばかり。子供たちや妻を撮った写真のアルバムが山ほどある。これは大事。45キロの燃えるゴミ袋がすぐにまんぱんになる。この作業があと何カ月続くだろうか。

     

     寝室のカレンダーは2018年4月のまま。明日は二年半目となる妻の月命日。今でも、いち日に何度か瞼を濡らす。そんな私でも、やっとこの頃片付けなくてはと思えるようになってきた。ひとり暮らしのために。そして私が死んだとき、子供たちにかける迷惑が少ないように。実質ひとり暮らし、心は妻とのふたり暮らし。

  • 家賃支援給付金制度 2020年10月19日

     コロナ禍で多くの商売は不況が続いている。そんな中、家賃支援制度があることは有難いことだ。その申請のため、我が社を訪れ、証明を依頼してくる人がある。「賃貸借契約等証明書」だ。車庫証明書やその類の書類を書く場合、わずかばかりの事務手数料を頂くのが一般的だが、困っている人からそんなこともできるわけがない。

     

     それはさておき、その書類の書き方だ。どうしても、2020年3月31日が含まれていないといけないらしい。だが、定期借家でない場合、1年後や2年後に自動更新する場合がある。その更新後に、更新後の契約期間が記されていない契約書がある。その場合には、契約期間の定めのない契約期間となる。つまり、始期の記入はできるのだが、終期の記入ができないのだ。そう付記して提出する。それが通らないのである。どうしても、2020年3月31日が含まれた日付の記入をと再度提出の請求があるらしい。そんなバカなと思う。困っているから申請してるのに。急いでいるのに。・・・契約書を見たら解るだろうに???。

  • 連休を満喫 2020年10月15日

     待ちに待った連休だ。13日、朝一番で定期通院。γ―gtpの値がちょっと高い。寂しさにも少し慣れて来たし、お酒の量を3分の2に抑えようと決意。10時半に終了したのでその後ボウリングに行く。1ゲーム目、ウォーミングアップで左手で投球(私は右利き)。さすがに1投目はガータ。だけど写真をご覧あれ。

    ボウリング

     

     二日目、サンドイッチを作ってポットにインスタントのコーヒーを入れ、8時半に出発。私の一番の趣味、ドライブだ。安来市に入ったところで雨になってきた。「シェルブールの雨傘」のスクリーンが目に浮かぶ。目的は岡山県の勝山の町散策だが、勝山町に入ってもまだ雨。それならば新見市方面に方向転換だ。地図帳も見ず、カーナビも見ず、スマホも見ず、道路標識だけの判断で目的路線を選ぶ。分かれ道、とっさの判断がおもしろい。これもまた、ドライブ旅行の醍醐味だ。

     

     回り回って我が故郷、奥出雲町に着く。おろち道の駅で休憩中、思い付いた。あの娘に、美味しくて有名な奥出雲町の生どら焼きをお土産にしよう。3時半、松江市に帰ってきた。いつもの花屋さんに行く。はいお土産の声に、にっこりと、笑顔が可愛い。かあちゃん楽しかったなって、墓参を終えた。連休を満喫した満足感が嬉しい。

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