茶臼山

2021年01月15日

 茶臼山

 

 我が事務所から茶臼山が見える。その昔、この山は神名樋野(かんなびぬ)と呼ばれていた。山の北麓一帯には遺跡が散在している。国道すぐわきには大庭鶏塚古墳。そのすぐそばに山代二子塚古墳など。中世以降茶臼山(ちゃうすやま)と呼ばれるようになった。神聖な山なのである。

 

 今朝は車のフロントグラスが凍っていた。いい天気の予感がする。出勤して、掃除しながら日の出を待つ。やがて、茶臼山の向こうが明るくなってきた。雲一つない空。民家の向こうに頂がわずかに見えるだけの茶臼山。神々しくもある。そのすぐ麓が私の住処なのである。

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