店主日記
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だんだん
2023年04月12日
久し振りだ。いつから来ていなかったのだろう、と思い返してみた。
ある年の正月元旦早々の早朝のまだ暗いうちにやって来た。妻も、子供たちもまだ眠っていた。寝正月と決め込んでまだ眠っていた。いや、案外妻は気が付いていたのかもしれない。だけど、時々変なことするやつと知っていたから、だから気にかけていなかっただけなのかもしれない。

今日の松江城は人影少なく、天気は薄曇り。散策には持って来いの条件だと思った。階段をゆっくり上った。最初、興雲閣に入ってみた。以前来た時より整然としてきれいに見えた。コーヒーショップがあったけどスルー。今日はそんな気持ちになれない。
そして天守閣もスルー。周りから見上げるだけ。ゆるりゆるりと馬洗い池に下りた。そして二の丸に続く道を歩いた。大木が所々に伐採が施されていて、天守閣がよく見えて良かった。そう言えば初めてだ、この場所からこんな風景を見るのは。国宝、松江城の天守閣があらゆる方向からよく見える。そして、ひとりで歩くのはこんなにも静かなものなのかと思い知らされた。
今日は朝から誰とも口をきいていない。いつも行く花屋さんのお嬢さんと一言二言。二言目は「だんだん」だった。以前、あるおばあさんがあの花屋さんで私がだんだんと言ったら、久し振りに聞いたわと言った。私はあえてよく使う。ありがとうと言う方言を。コンビニでも、だんだんと言って帰って行く。
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松江城
2023年04月11日

今日と明日は月一度の二連休。朝遅くまで、と言っても8時半。よく寝た。墓参に行く道のコンビニに軍手を買いに寄った。見つけられない。店員さんに聞くのもなと思った。素手でするか。墓石のまわりの草むしりなのである。クローバーの蔓が妻の墓石のまわりだけによく伸びる。
事務所に出てきた。事務所前に大量のクスノキの葉が積もっている。佇まいが粗末に見える。定休日だけど掃除しようと段ボール箱いっぱいにした。草むしりと落ち葉掃除、汗が額から滴って目に染みる。車の調子悪いし、長距離ドライブしたくない。そうだ。久し振りに松江城の散策しようか。そうそう、今朝の山陰中央新聞。こだま欄に私の投稿が載った。
宍道湖大橋を松江城に向かって走っていた。が、やめようよというもう一人の私がいた。左折専用車線に乗り換えた。着いたのが秋鹿なぎさ公園。よちよち歩きの男の子がおばあさんらしき人と散歩していた。私も、会いたいなと思った。缶コーヒー飲みながら、文庫本を1時間読んで帰路についた。宍道湖には、白波が立っていた。
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猪さんへ
2023年04月09日
昨日の強風で事務所前に積もったクスノキの葉、今朝その掃除に40分費やした。一昨日の忙しさの疲れがまだ残っているからだろうか、それがプラスされて倦怠感が強い。今日は思考力なし。やる気も起きない。ま、そんな日もあってもいいかと開き直る。先日の有馬先生の庭だ。写真の、こんな説明が書いてあった。数年前ここに来た時には、イノシシに宛てた注意書きが地面すれすれに建てられていた。文面は忘れたが、確か悪戯はよしてねって、そんな言葉が書いてあったと思う。思わず吹き出したのを思い出した。いくら年とってもそんなウイットは忘れたくないものだと思った。先生のように。
写真は彼女撮影。何を思ってこれを写したのだろう。説明の書き方に面白さを感じたのだろうか。先生の文章は普通に読めて、どこか違ったものがあって、何かがおもしろい。お人柄なのだろう。
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椿?
2023年04月08日
天気は良いが風が強くて肌寒い。出勤してきたら事務所前に葉っぱが散らばっていた。事務所裏の大きなクスノキが散らした葉っぱだ。落ちた木の葉は風に乗って同じ方向に動いている。動く速さも同じだから川の流れのようにも見える。その川の流れは緩やかにカーブを描いて私の事務所前まで来てつむじを作る。そしてアスファルトの上に落ちて溜まっていく。再び舞い上がってもつむじを巻くだけで他所に行くことはない。ここが川の終点ということになる。桜が終わった頃のけやき不動産前の風物詩なのである。
昨日、仕事が集中したので早朝出勤して30分の残業をした。11時間働いたことになる。そしたら昨夜、こむらがえりの痛さで目が覚めた。コピー機と事務机を行ったり来たりしたからだろう。何とか落ち着いて再び夢の中。7時の目覚まし時計で7時10分に布団から抜け出した。気怠い。軽い頭痛も。今コーヒータイム。今日は予定もなし、のんびりするか。・・・おお、外ではクスノキの葉っぱが風に舞っている。踊っている。

写真は、彼女撮影。有馬先生のクリスマスローズの庭で見つけた。私は、山野草の花の名は少しは知っているが樹木の名前には疎い。葉を見ると、椿のようでもある。花びらが八重になっている。淡いピンクが可愛い。・・・パソコン図鑑で調べたら、オトメツバキ(乙女椿)だとあった。
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心模様
2023年04月06日

昨日の夕方早く、近所のスーパーマーケットで牛スジ肉をたくさん買って帰った。そして、冷凍保存しておいた野菜の使えない部分の細切りと一緒にやわらかくなるまで煮込む。その間、タマネギやらの具材をきざんだ。キノコもきざんだ。景山流スジ肉キノコカレーを作るために。
台所で包丁を使っていると、いろいろな思いが頭を巡っていく。仕事のこと、暮らしのこと、今後の人生。いろいろな思いが浮かんでは消え浮かんでは消えていく。そしてやっとたどり着いた気がした。ひとりで生きていく道が薄っすらと見えてきた気がした。5年間の長いさすらいだった。後は努力のみかもしれないと、そう思った。・・・なぎさ、心配かけたな。もう大丈夫だ、安心しな。
写真は彼女撮影。クリスマスローズにもいろいろな色がある。形も様々だ。まるで、人の心のように、10人いれば10の心がある。そして、そのひとりの心も変わっていく。その時々で変わっていく。




