店主日記
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東京ららばい
2025年11月01日
明日は妻の妹弟夫婦二組が墓参にやって来る。先ほど、雨の合間を縫ってお墓に花を生けてきた。なぎさ、久し振りに君の妹と弟に会えるよ。楽しみだね、と言って生けてきた。ついでに、先日きれいにした墓石周辺の草をよりきれいに刈ってきた。
昨日は寒かった。事務所のエアコンが朝から閉店まで作動した。今日は昼から消した。一人の事務所は色々なことが頭に浮かぶ。考えればよく働いた。15歳の年から働いて1年ほどのブランクがあって、また働いた。60年間働きづめだ。じっと手を見る。「楽になったかい。いや、しんどいよ。夢は?。先は暗いね」。数年前から、家賃保証、というアパート入居の仕組みができた。その審査は甘くない。高齢者や、障がいのある人、生活弱者の方々の入居が難しくなった。先日の松江市議会議員さんとの話の中で、ある人とラインの交換をすることにした。そしたら写真の資料を送ってくれた。
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玄関マット
2025年10月30日
昨日は、出雲市に入院中の息子を見舞った。相変わらず、ベッドに身体拘束されていた。帰り、佐田町を通って掛合町に出て、国道54号線を北上して、宍道湖に出たら湖北線で帰ることにした。ずいぶん遠回りして帰ったことになる。
車中、いろいろな思いが頭を巡っていった。早く逝ってしまった妻の事。入院中の不自由な生活の息子の事。どうしてこうも俺の運命はこんなにも苦しいのだろう。車のハンドルを握りながらそんな沈んだ気持ちになっていた。そして夜、夢を見た。気持ちの晴れない夢を見た。
今朝は玄関の「定休日」の張り紙を剝がそうと早く出勤した。ついでに玄関周りをきれいにしようと思った。脚立に乗って、高いガラス戸もきれいにした。最後に玄関マットを洗った。開業時、妻と一緒に買ってきた茶色い玄関マット、今は色あせて黒くなっている。これも妻との思い出、大切にする。そう誓った瞬間、「人生、苦しいから生き甲斐があるんじゃあ」。妻が言ったのだろうか、私が思ったのだろうか。そうだななぎさ、頑張るよ。しっかり生きていくよ。
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木の葉
2025年10月28日
今朝もよく寝た。疲れている。急に下がった気温の変化にまだ体がついていけていないのかもしれない。出勤の準備が遅くなった。昨日の昼間に事務所の玄関前に散乱した木の葉が気になって、直接出勤することにした。街路樹のケヤキの葉と、裏にある小さな薮のツタの葉で、事務所前のアスファルトは埋もれていた。30分かけてきれいに掃き清めた。ツタの葉は、でかくて恨めしい。すぐに塵取りを満タンにしてしまう。ケヤキの葉は愛おしい。「良い響きの名前だね」と言って、開業時に妻がこの木の名を事業所名に付けた。近くの、小さかったケヤキの木は、今は大きくなって、我が社を見守っていてくれる。
10時半に来客予定がある。対応が終わったらお墓に行くよ。周辺の草を刈ろうと思っている。墓石も磨いてあげよう。その後、きれいになったら二人で、楽しい話をしような。だから待っててな。
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男の意地
2025年10月27日
昨夜は雨が降ったようだ。車のウインドーガラスが水滴をためていた。天気は回復するかのように見えていたが、出勤したら雨粒が落ちてきた。路上の水溜りに、事務所の近くにあるケヤキの葉が落ちていいた。それを見ると、秋の深まりを感じてもの寂しくなってしまった。先週の後半から、公私に及んで忙しかった。疲れたのだろう、朝7時にセットして鳴った目覚し時計を30分後にセットしなおした。こんな時間になお眠れるはずないだろうと思いながらそうした。ところがその30分をぐっすりと眠ってしまった。
おかげで、今朝のインスタントコーヒーは旨かった。立て続けに2杯飲んでしまった。さあ、今日から、先週からできなかった仕事を頑張らなくちゃあ。こんな高齢者になってもまだまだ働く。命尽きるまで働いて見せる。男の意地を見せてくれる。
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憲法の生存権
2025年10月20日
明日は忙しい。10時から、玉湯町にある入所施設「まがたま」で、施設担当者と、島根県東部発達障害者支援センターの担当員と私とで話し合う。息子の入所のためだ。もう、その必要もないのに7年半も入院生活を送り、そしてベッドに身体を拘束されているのだから。
そして今、原稿を書いている。明日の午後、「松江市手をつなぐ育成会」が催す松江市市会議員さんたちに要望をするための原稿だ。要望したからって、すぐにそれが通るわけではないと思う。だが、聞いてもらいたい。いつの日か、きっと良くなることを願って。今私の息子は、日本の憲法がうたう、生存権にももとる生活を余儀なくされているのだから。
そんな訳で、少し考えたくて、中海半周のドライブに出かけた。大根島の海岸で、霧雨が風に舞う空中に3羽の鳥が絡み合っているのが見えた。一羽のトンビと二羽のカラスだ。どの鳥も、我が生活のために命を懸けている。そうだよ、俺も頑張らなくちゃあ。




