店主日記

  • いつまでも 2021年01月20日

     初心者に帰ってしまったボウリング。やっと100点を超す程度の結果を持ってSHINJIKO BOWLの玄関をを出た。眩しいほどの日差しが。いつもの花屋さんで愚痴る。こんな好天なら、他の計画たてればよかったって。

     

     今朝の山陰中央新報の「こだま」欄に私の投稿が載った。正月した断捨離の気持ちを書いた投稿が載った。妻のことを書いた投稿が載った。これからも、ずうっと続けようと思っている。いつまでも妻のことを書こうと思っている。妻は、いつまでも私の中に生きているから。いつまでも。

  • ぼたん雪 2021年01月18日

     雪の降る街を 雪の降る街を 思い出だけが通り過ぎて行く・・・この歌に大雪は似合わない。横向きに激しく吹雪くその光景は似合わない。凍てつくような冷たい雪は似合わない。積もりもせず、止むのでもないふわふわと舞い降りて来るぼたん雪が似合っている。今日の松江はそんな雪の降る街のイメージに似合っている。

     

     緊急事態宣言の中、感染への歯止めはかからない。最初の宣言と比べたら数倍の人たちが街を行き交っている。そんな中、政府は会食を控えるよう促している。それと全く正反対のあのGOTOトラベル。あれは何だったのだろう。GOTOイートは何だったのだろう。そのあたりの検証をしなければ、それがなければ説得力に欠ける。あのキャンペンに、コロナ感染拡大の原因が少しでも認められるなら、政府は国民に対して頭を下げるべきである。その上で、自粛生活のお願いをすべきなのである。今日から国会、ラジオ中継聞くぞ。

  • 茶臼山 2021年01月15日

     茶臼山

     

     我が事務所から茶臼山が見える。その昔、この山は神名樋野(かんなびぬ)と呼ばれていた。山の北麓一帯には遺跡が散在している。国道すぐわきには大庭鶏塚古墳。そのすぐそばに山代二子塚古墳など。中世以降茶臼山(ちゃうすやま)と呼ばれるようになった。神聖な山なのである。

     

     今朝は車のフロントグラスが凍っていた。いい天気の予感がする。出勤して、掃除しながら日の出を待つ。やがて、茶臼山の向こうが明るくなってきた。雲一つない空。民家の向こうに頂がわずかに見えるだけの茶臼山。神々しくもある。そのすぐ麓が私の住処なのである。

  • 心が揺れた、のだろうか 2021年01月14日

     手の指がひび割れてボールが持てなかったことあったし、断捨離が忙しくてしばらくボウリングに行ってなかった。昨日の定休日、久しぶりにボールを投げた。だが、すっかり投げ方を忘れていることに気が付いた。

     

     2ゲーム目、そして3ゲーム目と自分の投げ方を思い出そうとするのだがさっぱり分からない。5ゲーム目でやっと、自分らしさを取り戻しかけた。足を棒のように疲れさせながら。どうして忘れてしまったのだろう。投げ方を忘れてしまうほど、心が揺れた断捨離だったのだろうか。

  • 成人の日 2021年01月11日

     成人の日。53年前の成人式を思い出した。高校生兼新聞社の松江支局のカメラマンだった私は、成人式会場にいた。明日の島根県版に載せる写真を撮るために。当時はストロボの性能は極めて悪く。例えば一回発光させると次の発光までの充電に20秒の時間が必要だった。だからフラッシュバルブ(閃光電球)を使う。ISOもこの方が高い。

     

     市長などの挨拶がある。こんな構造は報道の常套手段。短い時間に何度かのフラッシュバルブを焚く。使用直後のバルブは相当な熱を持つ。それを、火傷せぬよういかにしてポケットに入れてしまうか、そんな苦労もあった。そして、大勢の成人の中に、数人の友達といる姉に見つかってしまった。すごい仕事しているのだから堂々としていればいいものを、なぜか気恥ずかしかった、そこから逃げ出したかった思春期の思い出である。

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