店主日記

  • 定休日 2023年08月23日

     朝、リビングだけに掃除機かけて出発した。計画通り、奥出雲町を走って広島県に入っり、道の駅「たかの」から松江道を走って帰るコース。午後2時からは甲子園の決勝戦がある。それに間に合わせたいドライブだ。

     

     三成に着いて、いつもの三成駅の駅舎だったところの「仁多特産市」に寄った。リンゴでこしらえたリンゴジャムが入ったりんごパンをひとつ買った。これは走りながら食べる昼ご飯だ。レジで話しかける。先日、テレビに映ったね。明日は祭りだね。僕は三沢の堅田出身だよ。だから子供の頃、愛宕祭りには毎年来ていたよって。

     

    高野町

     

     県境を越えて広島県に入った。国道上の温度計を見上げた。見上げた途端、25℃が24℃に変った。え、そんな瞬間があるんだ。そんなに涼しいのならエアコン切っちゃお。窓を開けて走ろ。ああ、気持ちいい。・・・写真は高野町、雨に煙る風景。

  • 黄金に輝いた 2023年08月22日

     子供の頃、私は決して丈夫な子、とは言えなかった。体は小さく、そして内気な子供、そう言われて育った。だから家庭訪問の日がいやでいやでたまらなかった。内気なんです。声が小さいです。手も上げないんです。毎年、同じことを言って先生は帰って行った。

    草

     

     いつのことだったか、天気がいい暑い日だった。両親が山へ木を伐りに行くと言うのについて行った。炭焼きに使う木を伐りにである。あたりには、笹が生い茂っていた。暑かったせいか、気分が悪くなってきた。いつもの貧血なのだと思った。そのせいか、生い茂った笹の葉が太陽の光を浴びて金色に輝いて見えた。黄金の中に私は立ち尽くしていた。そして耐えきれず、うずくまったまま意識を失ってしまった。

     

     朝の事務所の鍵を開けた時、朝日に照らされた事務所は熱気に包まれていた。窓をすべて開け放ち扇風機を強にした。しばらく空気を入れ替えて、エアコンのスイッチを入れた。玄関の向こうを見ると、県道の中央分離帯に生えている草が、朝日に輝いて金色に見えた。そして、黄金に輝いていた笹の葉の、あの日の記憶が蘇ってきた。

  • 茅葺屋根の下で 2023年08月21日

     6時半に起きて、窓を開けてエアコン消して、朝食の友にキャベツの千切りのサラダを食べる。冷蔵庫で冷やされた冷たさが口の中に広がって気持ち良い。7時になったら太陽の光がちょっぴりだけど差し込んできてうっすらと汗をかく。今日の松江では最高気温が36度に達するらしい。

     

     近所の人たちの助け合いで我が家の茅葺の屋根が葺き替ええられていた。まだ学校に行かない小さい頃、その作業を庭から見上げていた。朽ちかけて、真っ黒だった屋根の色が茅色に輝いて形も整えられていった。子供ながらの感性なのだろう、その凛々しい姿が美しいと思った。

     

     そんな茅葺屋根の下の6帖の間で私は真夏の昼寝をしていた。放たれた戸口からすうっと風が通ってくるのが涼しくて気持ち良かった。だが、アブラゼミの鳴き声を子守歌にうとうととする頃には肌寒くなっていった。お母さん寒いよと言うと夏布団かけてくれた。こんな暑い日には、そんな遠い昔の記憶が懐かしい。

  • もの思う時 2023年08月19日

     夕食が終わって、ひとりソファーに腰かけて、焼酎のお湯割りを楽しみながらテレビを見るでもなしに眺めている。テレビは私にとってはBGM代りだ。そうしていると、いろいろな事柄が頭の中を素通りしていく。自分の過去のこと、現在のこと、そして未来のこと。息子のこと、娘たちのこと、親戚のこと、友達のことなどなど。

     

     1979年、「ばんばひろふみ」が「SACHIKO」という歌をリリースした。その歌い出しの歌詞がこうだ。「幸せを数えたら片手にさへ余る。不幸せ数えたら両手でも足りない」・・・さだまさしが作って、1977年に「山口百恵」がリリースした「秋桜」。明日嫁ぐ娘に、母が言ったこんな歌詞がある。「苦労はしても笑い話に時が変えるよ、心配いらない」そして「と笑った」。素通りした思いの後に、こんな歌が心を巡っていった。

     

    雨

     

     昨日の午後、宍道町に用事があって行った。用事片付いて国道54号線から9号線に。そこでいきなり目の前に宍道湖が広がって来る。お、と思った。珍しい風景が。駐車スペースのある国道沿いに車を停めてスマホで写した。あそこだけ雨が降っている。ああ、ワイドレンズの一眼があれば迫力出るのにな。

  • 私にしか見えない顔 2023年08月18日

    妻の顔 昨夜、と言っても日にちが変わって今日の3時、目が覚めた。窓を開けてみると結構涼しい。前後の窓を網戸にしてエアコン消して再度眠った。よく眠ったつもりなのに、なぜか今日は気怠い。久し振りに自然の風に眠ったからなのだろうか。よく分からないけど、そうなのかもしれない。

     

     不動産鑑定事務所から届いた書類に目を通していた。いつもの癖で、茶臼山の頂き付近に広がる雲を眺めた。今日はどの雲の上に居るんだい。たまには顔を見せておくれ。そう呟いた。気持ちが伝わったのか、流れて行く雲と留まっている雲と、そして太陽の光が微妙なバランスで妻の顔をこしらえた。あ、見えた。なぎさ、見えたよ有難う。そしてあっという間にまたもとの雲の流れに戻っていった。

最近の記事

カテゴリ

月別アーカイブ

ページトップ