店主日記

  • 同じ経験した人でないと 2021年01月25日

     「確定申告書用紙等在中」という封書が届いた。もうそんな時期になったんだ。季節の移ろいの速さを感じてしまう。それも、年齢を経るたびに加速度を増していく。このスピード、どこまで記録するのだろう。

     

     先日私が新聞の読者欄に投稿して掲載されたその日、読者だという人から電話が掛かってきた。彼、12年前に妻を失ったらしい。(寂しい気持ちを)説明しても、誰も分かっちゃくれん。同じ経験をした人でないと。そう言っていた。・・・今後顔を合わす機会があるかもしれない。その時には宜しく。短い会話だったけど、名前と携帯の番号を教えていただいて電話は終わった。

  • 雨に煙る 2021年01月22日

     雨に煙る

     

     昨日の朝は放射冷却で何もかも凍っていた。一変して今日は気温も上がり雨。事務所から見える遠くの山も写真の通り、煙っている。この正月から雪や雨で好きなドライブもできず、ストレスがいっぱい。コロナ禍のストレスと重なってやばい感じ。

     

     NHKラジオで国会中継が始まった。新型コロナウイルス感染対策が気になる。しばし、耳を傾けることにする。

  • いつまでも 2021年01月20日

     初心者に帰ってしまったボウリング。やっと100点を超す程度の結果を持ってSHINJIKO BOWLの玄関をを出た。眩しいほどの日差しが。いつもの花屋さんで愚痴る。こんな好天なら、他の計画たてればよかったって。

     

     今朝の山陰中央新報の「こだま」欄に私の投稿が載った。正月した断捨離の気持ちを書いた投稿が載った。妻のことを書いた投稿が載った。これからも、ずうっと続けようと思っている。いつまでも妻のことを書こうと思っている。妻は、いつまでも私の中に生きているから。いつまでも。

  • ぼたん雪 2021年01月18日

     雪の降る街を 雪の降る街を 思い出だけが通り過ぎて行く・・・この歌に大雪は似合わない。横向きに激しく吹雪くその光景は似合わない。凍てつくような冷たい雪は似合わない。積もりもせず、止むのでもないふわふわと舞い降りて来るぼたん雪が似合っている。今日の松江はそんな雪の降る街のイメージに似合っている。

     

     緊急事態宣言の中、感染への歯止めはかからない。最初の宣言と比べたら数倍の人たちが街を行き交っている。そんな中、政府は会食を控えるよう促している。それと全く正反対のあのGOTOトラベル。あれは何だったのだろう。GOTOイートは何だったのだろう。そのあたりの検証をしなければ、それがなければ説得力に欠ける。あのキャンペンに、コロナ感染拡大の原因が少しでも認められるなら、政府は国民に対して頭を下げるべきである。その上で、自粛生活のお願いをすべきなのである。今日から国会、ラジオ中継聞くぞ。

  • 茶臼山 2021年01月15日

     茶臼山

     

     我が事務所から茶臼山が見える。その昔、この山は神名樋野(かんなびぬ)と呼ばれていた。山の北麓一帯には遺跡が散在している。国道すぐわきには大庭鶏塚古墳。そのすぐそばに山代二子塚古墳など。中世以降茶臼山(ちゃうすやま)と呼ばれるようになった。神聖な山なのである。

     

     今朝は車のフロントグラスが凍っていた。いい天気の予感がする。出勤して、掃除しながら日の出を待つ。やがて、茶臼山の向こうが明るくなってきた。雲一つない空。民家の向こうに頂がわずかに見えるだけの茶臼山。神々しくもある。そのすぐ麓が私の住処なのである。

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