大山まきばみるくの里
2024年04月18日
一昨日、娘と孫が帰ってきた。そして昨日、天気が良いし、暖かだし孫をどこか連れて行ってやりたいな、と娘に相談した。結果、大山の「ミルクの里」がいいと話はまとまった。自家用車のフロントガラスは昨夜の黄砂交じりの雨で汚れていた。かまうもんか。さあ、出発だ。
大山は黄砂に覆われて目に映る風景は霞んでいた。それでも、頂あたりの残雪は山肌のくぼんだ部分を埋めているのが確認できた。平地で20℃を越していた気温も、みるくの里では3℃ほど下がっていて風が冷たいと感じた。草原を歩くには、その冷たさが心地良かった。
夕ご飯は娘がこしらえてくれた。久し振りに家族の料理を頂いて、その温かさと美味しさがひとり暮らしの私の心に染みた。いいもんだな。いいもんだなと、何回も何回も、私自身の心に呟いてみた。ほんとにいいもんだなって、そう思った。
近況など話し合っていたら突然娘がこう言った。「お父さん、再婚したいの」って。会話の時々に女性が登場するからだろうか、そう思った。「いや、再婚はしない。俺の心にはなぎさがいる。なぎさは俺の永遠の妻だ。だから再婚はしない」。そして、ずうっと愛してるから、そう確認した。