もう一度会いたいな

2021年07月02日

雲

 

 「余命宣言で覚悟ができる」と題した私の投稿が、山陰中央新報の「こだま」欄に載った。先月の24日付投稿の女性が問う、余命宣告に対しての私の考えである。死を告げられることは辛いことだけど、でも死への覚悟はできるのじゃあないかと。

 

 今朝は、朝から暑い。燃える太陽が肌を焦がす。妻が好きだった真夏の空である。家族みんなで泳いだ小波の海を思い出す。家族みんなでキャンプした香木の森が脳裏に浮かぶ。妻は、今日も雲の上から私のことを見ているのだろうか。でも、私には見えないから、もう一度会いたいな。

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