店主日記

  • 0800-30〇-〇〇〇〇 2023年08月27日

     車を運転していたらハンドフリーの電話がかかってきた。今運転中だからと断ったが、私の事務所の固定電話が解約されていると言う。そんなことあるかと言ってみたらこう言った。電話がつながらなくてもいいですかって。(そんなことNTTが顧客を無視して勝手にできる訳ないだろうと密かに思う)・・・しつこいので、優しい私が「ウルセーナー」

     

     この電話番号で掛かってきたの2回目だろうか。事務所に帰って着信番号をネットで検索してみた。出るわ出るわコメントが。詐欺まがいだ。インチキだ。矛盾がいっぱい。会社の住所聞いても答えない。分け分からん。内容なし。怪しい迷惑電話です。

     

     この頃、何も信用できなくなってしまった。特に、スマホに着信のメールは全て消去することにしている。事務所のパソコンにも時々。いつの間に、こんな世の中になってしまったのだろう。人らしい心はどこにいってしまったのだろう。そう思ってしまう、こんな一握りのやつらのために。・・・実直に働けよ。偽電話するのも、心が折れるだろ。

  • 夏バテ? 2023年08月26日

     朝はしっかり食べたのに、昼ご飯が欲しくない。昼はいつも小食なのだが、でもなんか食べなきゃあなと思って近くのコンビニに行く。店員さんが時々言う。こんなに少しのお昼で大丈夫なんですか、と。今日はそのこんなに少しが欲しくない。食べれそうにない。夏バテだろうか。

     

    雲

     

     昨日の夕方、車検に出してあったマイカーを島根日産に受け取りに行った。そして今日、試乗したくなった。宍道湖一周してみよう。すばらしく滑らかに走ってくれる。感動だ。夏バテも吹っ飛びそう。もうこのラフェスタも、走行距離10万キロを超えた。妻が乗っていたこのラフェスタが。斐川町の上空に、積乱雲が沸き上がっていた。

  • 定休日 2023年08月23日

     朝、リビングだけに掃除機かけて出発した。計画通り、奥出雲町を走って広島県に入っり、道の駅「たかの」から松江道を走って帰るコース。午後2時からは甲子園の決勝戦がある。それに間に合わせたいドライブだ。

     

     三成に着いて、いつもの三成駅の駅舎だったところの「仁多特産市」に寄った。リンゴでこしらえたリンゴジャムが入ったりんごパンをひとつ買った。これは走りながら食べる昼ご飯だ。レジで話しかける。先日、テレビに映ったね。明日は祭りだね。僕は三沢の堅田出身だよ。だから子供の頃、愛宕祭りには毎年来ていたよって。

     

    高野町

     

     県境を越えて広島県に入った。国道上の温度計を見上げた。見上げた途端、25℃が24℃に変った。え、そんな瞬間があるんだ。そんなに涼しいのならエアコン切っちゃお。窓を開けて走ろ。ああ、気持ちいい。・・・写真は高野町、雨に煙る風景。

  • 黄金に輝いた 2023年08月22日

     子供の頃、私は決して丈夫な子、とは言えなかった。体は小さく、そして内気な子供、そう言われて育った。だから家庭訪問の日がいやでいやでたまらなかった。内気なんです。声が小さいです。手も上げないんです。毎年、同じことを言って先生は帰って行った。

    草

     

     いつのことだったか、天気がいい暑い日だった。両親が山へ木を伐りに行くと言うのについて行った。炭焼きに使う木を伐りにである。あたりには、笹が生い茂っていた。暑かったせいか、気分が悪くなってきた。いつもの貧血なのだと思った。そのせいか、生い茂った笹の葉が太陽の光を浴びて金色に輝いて見えた。黄金の中に私は立ち尽くしていた。そして耐えきれず、うずくまったまま意識を失ってしまった。

     

     朝の事務所の鍵を開けた時、朝日に照らされた事務所は熱気に包まれていた。窓をすべて開け放ち扇風機を強にした。しばらく空気を入れ替えて、エアコンのスイッチを入れた。玄関の向こうを見ると、県道の中央分離帯に生えている草が、朝日に輝いて金色に見えた。そして、黄金に輝いていた笹の葉の、あの日の記憶が蘇ってきた。

  • 茅葺屋根の下で 2023年08月21日

     6時半に起きて、窓を開けてエアコン消して、朝食の友にキャベツの千切りのサラダを食べる。冷蔵庫で冷やされた冷たさが口の中に広がって気持ち良い。7時になったら太陽の光がちょっぴりだけど差し込んできてうっすらと汗をかく。今日の松江では最高気温が36度に達するらしい。

     

     近所の人たちの助け合いで我が家の茅葺の屋根が葺き替ええられていた。まだ学校に行かない小さい頃、その作業を庭から見上げていた。朽ちかけて、真っ黒だった屋根の色が茅色に輝いて形も整えられていった。子供ながらの感性なのだろう、その凛々しい姿が美しいと思った。

     

     そんな茅葺屋根の下の6帖の間で私は真夏の昼寝をしていた。放たれた戸口からすうっと風が通ってくるのが涼しくて気持ち良かった。だが、アブラゼミの鳴き声を子守歌にうとうととする頃には肌寒くなっていった。お母さん寒いよと言うと夏布団かけてくれた。こんな暑い日には、そんな遠い昔の記憶が懐かしい。

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