店主日記
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遠くへ行きたい
2021年12月09日
知らない町を歩いてみたい♪ 知らない海を眺めてみたい♪ その昔、ジェリー藤尾が歌った「遠くへ行きたい」という歌に心惹かれる。よく知った町、ここは宇龍の町。でも、行くたびに違った風景を見せてくれる。人々の生活の営みを感じる喜び、それが旅の楽しさなのだろう。
日御碕神社の手前の無料駐車場に車を停めた。停めたすぐ後ろにボックスがある。公衆電話にしては小さいな。公衆有線とある。大社町独自の有線放送電話ですと説明してある。ここには、街にはない町がある。大社ご縁ネットとある。
神社にお参りした後、宇龍の港に行った。カレイが干してある。どんな年の人が、どんな船で、いつ捕ったものだろう。そして誰がここに干したのだろう。漁師さんの奥さんなのだろうか、それともお母さんなのだろうか、それとも漁師さんから買い取った土産店の店主なのだろうか。そんな姿を想像するだけでも楽しい。いろんな場面が浮かんでくる。
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あ、魚だよ
2021年12月09日
この頃よく眠ると先日も書いたが本当によく眠る。昨日も目覚めたのが9時過ぎ。慌ててパンと卵とウインナーを牛乳でお腹に流し込んで出発した。お昼前には着かなきゃと思って墓参もほどほどに出雲市に向かった。面会終わって、さあどうしよう。日御碕に行ってみようか。
宇龍の港から経島を眺めた。後ろの波打ち際でなにやら音がする。そこにはコンクリートで固めた下地に太めの木材が幾本も海に対して平行に並べられている。小舟を陸上げするためのものだ。コンクリートの下地が緩やかに海に向かって沈んでいる。その狭間が波打ち際になっていて小さな小石が無数に打ち上げられている。
程よい波が一定間隔で打ち寄せている。寄せてはひき、ひいては寄せてまたひいて行く。その波は、小石を運んで来ては持ち去っていく。波がひく時、小石同士がぶつかり合う。その時無数の音がする。カチカチカチと音がする。その音は、ひく波によって微妙に違う。高く鳴る時、そして穏やかな時。いつまで見ていても飽きない音がする。鳥取の、鳴石の浜の小さめバージョンだねって、この前二人で話したね。あ、魚だよ。
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ただそれだけで
2021年12月07日
今日、嬉しいことがあった。不動産業冥利につきるほどの嬉しいことがあった。こんなことがあるんだって、良かったなって、嬉しいなって、顔を見合わせただけで、ただそれだけでふたり一緒に喜べたのに。その喜びは倍にも三倍にもなって。
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よく眠る
2021年12月06日
この頃よく眠る。昨夜なんか、11時に寝てから今朝の8時20分まで一度も目覚めることなく眠ってしまった。慌てて起きて、5枚切りの食パンを包丁で半分の薄さにして、ハムとキュウリ挟んで家を飛び出した。9時に事務所に着いてそれをほおばる。
昨年の今頃は暗いうちに起きて、暗いうちにパン食べて、暗いうちに出勤して、茶臼山に昇る朝日を事務所で見て、それを写真に写してこの店主日記にアップしていたのに。今はどうしてこんなによく眠れるのだろう。不思議だな。
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かあちゃんの詩
2021年12月05日
よく眠れるから朝が忙しい。小さな弁当箱にご飯を詰めた。そのすき間に2個使って玉子焼きを作って入れた。この御飯にふりかけをかけて食べるのが今日の昼食だ。他の小さな器には野菜の酢漬けが入っている。粗末な弁当だがこれで私には十分。
朝一番、9時に現地集合で玉湯町のアパート案内をした。帰って来てからインスタントコーヒーを飲む。飲みながらパソコン開いて日記を付ける。日記のテーマは「かあちゃんの詩」。亡くなって4ヶ月経った月命日の翌日から書き続けて3年が過ぎた。一日分は僅かな文字数だが、A4サイズ10ページがひと括りでNO31が今日終わった。明日からのN032の用紙を作っておいた。可愛い色のUSBに収めてある。