店主日記
-
小春日和の朝
2022年11月12日
先日、ある業者の女性の営業マンがドリップで頂けるコーヒーを持ってきてくれた。それを、朝の一杯目に頂いている。(私は良くコーヒーを飲む。一日何杯も。ただし、インスタントコーヒーだが)・・・そのドリップコーヒーを飲みながら、ユーチューブで山本潤子の歌を聴く。至福の時間だ。この頃、よく眠る。朝、なかなか布団から抜け出せないでいる。だから朝が忙しい。千切りにしたキャベツを少し水にかやす。シャキッとする。それをざるに入れる。これが昨夜の作業。朝になったら程よく水気が切れている。卵とウインナーを同時にフライパンに。パンを焼く。牛乳をコップに入れる。新聞を片手に、テレビの音を聞いてこれを食す。
どうしてよく眠るのだろう。程よい寒さだからか。それとも疲れたからか。それとも年齢のせいなのか。違うな。心が安らいでいるからだろう。ひとり暮らしにすっかり慣れて。・・・この頃、やっと、妻の死を認めた。そんな気持ちになれたのかもしれない。
-
ひのかみいちょう
2022年11月09日
月一度の2連休。昨日の初日は仕事の予約があって午後は仕事をした。今日は天気も良し、鳥取県の日南町の銀杏を見に行こうと朝早くに起きた。まず給油と洗車のためにガソリンスタンド。そして墓参。昨日お客様に頂いた一人じゃ多すぎるお菓子を友達にお裾分けに行く。そして9時ちょうどに松江を出発。

高速よりは下道を行くのが好きな私、のんびり走ったが11時に道の駅「にちなん日野川の郷」へ到着。そこからシャトルバスで旧日上小学校に行く。雲ひとつない青空をバックに我ここにありと大銀杏の黄葉は輝きを放っていた。
学生アルバイトまで動員し、多くの人員で行うこの銀杏作戦だけを考えると、とても採算に叶うとは思えないが、これによって日南にとっては大きな効果があると考えてのことだろう。町民の頑張りが微笑ましい。鳥取県。恋人時代の妻とのデートの地として思い出深い。だからかもしれないが、鳥取県の人と私は馬が合う。そんな気がする今日の銀杏見物。
見物終わって再び車で走る。今まで通ったことのないつづら折れの狭い山道を奥出雲町に向かって走る。おろちループ橋の道の駅の駐車場に着いた。私だけの駐車場のはずが、行楽の軍団によって占拠されている。それでも何とかスペースを確保してサンドイッチを食べて早々に退散した。地図上に丸くコースを選んだ今日のドライブ。走行距離210キロ。ああ、なんて爽やかなんだ。
-
皆既月食
2022年11月09日

昨夜は皆既月食。天王星が月に隠れる天王星食と重なったのは442年振りだとか。38センチのフライパンで巨大お好み焼き作りながら、時々外へ出て一眼レフで撮影してみた。最望遠で250ミリのズームレンズしか持ち合わせがないのでパソコンでトリミング。ちょっとぼけた。まるでたこ焼きみたい。
-
続立冬
2022年11月08日
「行く前に、100円ショップ寄ってね。思いついたの」帰り道、いつものように軽快に車は進む。車内は会話が溢れてる。テンポよく、他愛もない会話が続く。他愛もない会話だけれど、所々に人生がこぼれるのはどうしてだろう。互いに、苦労の結果だからだろうか。そして彼女バッグを開けた。そしておもむろに小瓶を取り出した。「これ、どこか飾っといてね。寂しくなくなるよ」
銀杏の木の下で、彼女体を沈めて落ち葉を拾っていた。長居するからねって言っていたように念入りに落ち葉を拾っていた。長い時間落ち葉を拾っていた。・・・行く前からそうしようと思っていたんだね。思いついたの。今朝、それがやっと分かった。ありがとうね。知り合いから、友達になれたんだね。
-
立冬
2022年11月07日
今日は立冬、冬の始まりだ。そんな秋の最終日の昨日の朝、スマホにメールが届いた。誰だろう。「今日の午後、時間が空いたけどご都合いかがですか」という内容だ。この女性、ずいぶん前のことだけれど、仕事で係わって、そして知り合いになった人だ。
そんな彼女に話したことがある。奥出雲町の金言寺(きんげんじ)の本堂前にある大銀杏がきれいですよ。それが田んぼに張った水に映って絶景ですと。いち度行きませんかと誘ったことがある。この時期なら、土日でも構いませんからと。たまたまその日の午後に、重要事項の説明の予定になっていた。メールを読み終わった時、電話が鳴った。午後の予定のお客様である。今日午後の予定でしたけれど、午前中じゃあいけないですかと。いえ、構いません。午前中お待ちしております。と言う訳で、じゃあ1時にお迎えにというメールを返しておいた。
ドライブを趣味に持つ私は、安定性のある運転には自信がある。国道9号線から54号線に乗り換えて軽快に走る。標高が高くなるのにつれて山々の木々が色づいて行く。そしてその色がだんだん深まっていく。奥出雲町に着いた時には紅葉真っ盛りだ。

大銀杏の撮影は彼女Kさん。柿の実の撮影は私。
余談だが、妻が亡くなった春の、その年の秋、奥出雲町に向かった。道の駅、おろちの里で柿の実をふたつ買った。なぜか、私は鬼の舌震の駐車場にいた。昼めし代わりにと柿の実をほおばった。何度も妻と、子供たちとも一緒にここに来た。その思い出が涙を誘う。柿の実を口に、両眼からボロボロと涙がこぼれた。誰もいない駐車場で。金言寺はそこの横を通って行く。




