店主日記

  • 没頭できること 2022年10月23日

     朝ひとり目玉焼きを作る時、ここにいるとどうも寂しくていけない。娘たちが行ってしまってから1ヶ月半。娘達と暮らした半年余り、すっかり家庭の味の記憶が蘇ってきた。そして今またひとり。だから余計かもしれない。

     

     先日からいろいろ考えていた。寂しさを紛らす何かがないだろうかと。私が好きなことで。・・・ボウリングはもうやめることにした。ドライブだけではこの寂しさは収まらない。歌を歌っても紛れない。作文しようか。そう思ったときである。ひらめいた。

     

     私と交際を始めた時から妻が付けている日誌がある。その日の出来事を事細かに日誌に記録してある。これをもとに、妻と私の30数年間の人生を書いてみよう。小説風にまとめてみよう。何年かかるか分からないけれど、一冊の小説を作ってみよう。

     

    コスモス

     

     こう決意した今朝、営業準備の整った事務所を後にした。上乃木5丁目の角っこを巡る500mの道路がある。松江市道も、島根県道も、国道も歩ける1週500mの道路がある。歩幅を広く颯爽と歩いてみた。久し振りに、歩く筋肉に緊張が来た。

  • どこへ行く? 2022年10月22日

     まだ学校にも行っていない子供の頃、よく夢を見た。毎夜毎夜夢を見た。草むらに立って、空を飛ぼうとする夢を見た。いざ、飛び立とうとするのだがどうもうまくいかない。何度試みてもうまくいかない。私の体は、草むらの上を滑って終わる。グライダーが着地する時のように草むらを滑って終わる。

     

     おかしいな。おかしいなと思う。はるか上空を、鳥にように旋回した記憶があるのに。風を切って空を飛んだ記憶があるあるのに。我が家の屋根が空から見えた。黄色い道がくねりながら続いている風景が空から見えた。黄金色の田んぼが、眩しく光っているのが空から見えた。そんな記憶があるのに、どうして今日は飛べないのだろう。

     

    舟

     

     白い船が海原を行く。まっ直ぐまっ直ぐ航跡を残し進んでいく。どこへ行くのだろう。あの船に乗ったらどこへ行けるのだろう。ひょっとしたら、あの船に乗ったらなぎさ(妻)の所へ行けるんじゃないか。愛しいなぎさに会えるんじゃないか。じっと写真見ていたら、そんな気持ちになった。彼女はどんな気持ちであの船を見ていたのだろう。どうしてこの写真を写したのだろう。あ、隠岐の島が写ってる。

  • 頬ずり 2022年10月21日

     どうも秋はいかん。寂しくって、もの悲しいのである。半年余り一緒に暮らした娘と孫殿が行ってしまったからだろうか。あれから1ヶ月ともうすぐ半月。もう、ひとり暮らしに慣れてもよさそうなものを。そう思うのだがどうもいかん。

     

     今朝、卵とウインナーを焼こうと思ってガスコンロに火をつけた。間もなくピーと鳴って火が消えた。電池がなくなったのだ。もういいや。パンも食べずに飛び出してしまった。まだ誰もいやしない。思い切って妻の墓石に頬ずりをしてみた。なんと心安らぐことか。公園墓地の上空にはうろこ雲が広がっていた。

     

    うろこ雲

  • 有難うございました。 2022年10月21日

     一昨日の深夜、我が家の近所で火事があった。炎は夜空を焦がし、黒煙が高く昇っていく。爆発音も4度聞こえた。正直怖かった。心が震えた。そんな昨日、心配したよってある女性が電話をくれた。寂しい私の心に潤いをくれた。有難うございました。

  • 美保関編 2022年10月20日

     三瓶山に行った時の写真と、美保関に行った時の写真を同時に彼女はラインで送ってくれた。2日続けてのドライブだったのだろうか。それとも2週連続のドライブだったのだろうか。走る車の助手席からの写真が多い。

     

     母と暮らした時の母の話だ。奥出雲町で農業を営んでいた私の両親、田植えが終わると美保神社に行ったと言う。当時は松江から船での旅行だ。たぶん最低でも1泊はしただろうと思う。参拝し、土産物屋で農業に使う竹細工製品を買って帰ったそうだ。この旅行を泥落としと言ってたとか。以前、竹細工製品をつるした土産物店を見かけたことがある。だが、数多くあった土産物店も今では姿を消した。

     

    1

     

     余談だった。私が運転して、彼女が隣に座っているならば、神話や歴史、風習など、そんな話を山ほど聞かせてあげるのに、私ではないのが残念だ。と、思っただけで寂しくなる。どこへ行くにも私はいつもひとりぼっち。昨日の三瓶山、秋は人も多い。私だけひとりぼっち。岬めぐりの歌詞を思う。「幸せそうな人々達と、岬をまわるひとりで僕は」・・「僕はどうして生きてゆこう」

     

    2

     

     写真撮影は彼女。上の写真は隠岐行きのフェリー「しらしま」かな?走る車の助手席から撮ったらしい。船の向こうにうっすらと大山の姿。下の写真は美保関灯台。灯台の下から隠岐諸島が見える。その日天気が良くてそれが見えたそうだ。

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