寒波襲来

2025年02月04日

縄文土器 今季最強の寒波がやって来た。今朝起きてリビングのカーテンを開けたら雪が降っていた。路上にはなさそうだが、瓦屋根は白くなっていた。早めに出勤して事務所のある上乃木に着いたら晴れてきた。雪そのものが降ったその形跡すらなかった。いつも思うのだが上乃木という地はなんて平和なんだろう。

 

 先日の穏やかな日和に、接客カウンターの上に縄文の土器を置いてみた。柔らかい朝日が射してきて土器の凹凸のコントラストが強調されて美しかった。縄文の時代にこのカウンターの上の白さはなかっただろうに、だけど良く似合うと思った。土や木の葉の上が良く似合うのだろうに真っ白な平面の上も似合っていた。そして何故かこの土器は、連綿と続く生命を考えさせてくれた。日本人は皆何らかの形で同じDNAを持っているのかもしれないねと、そんなことを思わせてくれた。

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