道化師のソネット
2024年10月24日
もうずいぶん、車のステレオのCDの入れ替えをしていない。休みの度に、同じ音楽を聴いている。でも一番気に入っているCDだから。昨日の定休日もそうだった。180キロの走行距離に、何回、かぐや姫が歌う赤ちょうちんが巡って来たのだろう。
三瓶山の東の原の駐車場に車を停めた。エンジンを切った。スマホを取り出した。検索履歴に残った道化師のソネットに指を触れた。いつだったか、見知らぬ人だけれど、時々メール交換をする人が歌心りえさんが歌う、この歌を教えてくれた。以来その歌唱力に惚れこんで毎日何度か聴くようになった。
「君のその小さな手には 持ちきれないほどの哀しみを せめて笑顔が救うのなら 僕はピエロになれるよ」と歌詞は歌う。「せめて」とは、最小限を望む言葉だ。笑顔が救う訳じゃないけれど、笑顔なんて何の力もないけれど、だけどせめてそれが哀しみから救うのならと歌っている。頑張れじゃあ辛いんだよね。だからこれが本当の、相手を思いやる心なのだろうと思う。作詞したさだまさしさんは素晴らしい人だね。
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