夏の終わりに
2024年09月04日
昨夜、なぜだろう。飲めば飲むほどに寂しさが増してきて、日が替わるまで飲んでしまった。遅く起きた今朝も、それを引きずっていて、美保神社に行きたくなってきた。そして青石畳を、妻と歩いた思い出をかみしめるように、ゆっくりと歩いてみた。面影の妻の姿に話しかけてみた。そしてやっと落ち着いた気がした。
いつもそうだが、ここに来ると今写真を写したこの場所にしばし佇んでしまう。この場所から見るこの風景に、得も言われぬ美しさを感じてしまう私なのである。最良の場所を探すために、ゆっくりゆっくり移動していく。手前の木立と、神社裏の山との空間のバランスを探すために。
今日は参拝客が多かった。一礼をして鳥居をくぐって行く人たちに日本の文化を感じたりしていた。夏を名残惜しむかのようにミンミンゼミがあちらの木で鳴いて、そして違うのがまたこちらの木で鳴いた。暑くて辛かった今年の夏、木陰に立てば涼しさを感じる今日になれば、去っていく夏に一抹の寂しさを感じてしまう私なのである。・・・だから昨夜、あんなに寂しかったのだろうか。
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