手紙

2019年06月25日

 ハンカチ用意〈本当に泣けます!〉。ネットで昭和のフォークソングを聞いていたら見つけた。気になったのでクリックした。神野美伽が歌う「手紙」なのである。

 

 もしもボクが死んだなら

 君をひとり残したら

 悲しいけれど少しずつ

 忘れていいよボクのこと

 

 と5番まで続く。死んでいく夫が妻に歌ったものだろう。生きているうちにと書いた手紙なのだろう。我が家も、私の方が妻より軟弱にできている。毎月の病院通いもある。年齢も10歳上だ。当然、私が早く死ぬだろうと思っていた。それが自然だろうと思っていた。だから手紙という歌詩と同じことを考えていた。もし私が死んだら、好きにしていいよって思っていた。 

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