1月7日・定休日・初詣

2026年01月08日

地の御前 美保関灯台の奥、島根半島の最東端に地の御前はある。美保神社の飛地境内とされ、鳥居の先は日本海だ。鳥居の中のはるか先に見える島が沖の御前。えびす様こと、事代主命が鯛釣りをしたとされる島らしい。

 

 子供たちと4人で暮らした正月、ほこりっぽくなった部屋に掃除機をかけて昼前に美保神社に向かって出発した。国道9号線を米子市まで走り、内浜産業道路を北進し、途中、道路が奏でる「ゲゲゲの鬼太郎」の音楽を聴き、境水道大橋を超えて美保関に向かった。

 

 車内、先日亡くなった若い頃の兄の顔が、沖縄の海に戯れる妻の顔が次から次沖の御前と浮かんでは消え、また浮かんでは消えた。それにしても、どうして今日はこんなに気持ちが晴れているのだろう。どうしてこんなにも爽やかなのだろう。

 

 昨夜、夢を見た。私が、妻が亡くなった悲しみの気持ちを先日亡くなった兄に打ち明けている、そんな夢だ。時空的に考えれば全くでたらめなのだが、そんな夢を見た。兄とどんな話をしたか分からない。ただ、悲しみを打ち明けたことまでは覚えている。そんな不思議な夢だった。

 

 兄は私に、天国のことなども聞かせてくれたのかもしれない。天国の、妻の様子も聞かせてくれたのかもしれない。天国の妻の気持ちも聞かせてくれたのかもしれない。だからお前はこんなふうに生きていくんだよと、諭してくれたのかもしれない。

 

 中学校を終えて松江に来た時、仁多弁の私は松江の人に言われたことがある。お前、日本語しゃべれやと。途端に気持ちが沈んだ。それを、わざわざ松江に私を訪ねてくれた兄に愚痴ったことがある。目糞が鼻糞を笑ってるんだよ、気にするな。その言葉に勇気をもらったことを思い出した。・・・ちさんちゃん、ありがとう。

最近の記事

カテゴリ

ページトップ