羽付き

2025年09月22日

 この頃涼しくなった。事務所にも、エアコンは必要としなくなった。気持ちが良いので、事務所周辺を散歩してみた。裏の小さな林の中でツクツクボウシが一匹泣いていた。もう直ぐ、9月は終わってしまうと言うのにツクツクボーシ ツクツクボーシと鳴いていた。懸命に鳴いていた。

 

名もない花 その木の下の藪状になった所に数個の小さな花が咲いていた。熟した物は身を付けて花びらを後ろにそり返していた。見ていたら、昔姉さんたちと付いた羽付きの羽を思い出した。ついでに昔よくした姉さんたちとの「ままごと」を思い出した。

 

 そう言えば、時々妻がこう言った。君はアスペルガーだからなと。そうかもしれないねと、私もそう思った。幼少のとき、男の子と遊ぶのは苦痛だった。小学生の時、フォークダンスを人と一緒にすることができなかった。現在でも、歌うのは好きだが人の前では歌えない。つまり、人との交わり方が下手なのだろう。

 

 そんな私がこんなにもおしゃべりになった。不動産の仕事を堂々とするようになった。人って、変れるものなんだなあと思う。ただ、今でも男性との付き合いは苦手だ。どうしたら良いか何を言って良いか分からない時がある。こんなに歌うのが好きなのに今でも人前では歌えない。人間っておかしな生き物だね。それとも私だけ?

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