続 ゆかり庵

2022年06月19日

 先日のこの店主日記に、友と奥出雲町の横田の「ゆかり庵」で蕎麦を食べたことを書いた。今日はその続編である。(ここに掲載する写真は皆友が撮影したものだ)

蕎麦セット

 これがゆかり庵の蕎麦セットだ。おにぎりはひとつだが、ひとつ余分に注文して二人で半分にして食べた。

ゆかり庵2

 

 ゆかり庵の雰囲気だ。こんなふうにテーブルがセットしてあり、座敷に座って食べるようになっている。あの日は、空調も必要ないちょうど過ごし易い気温だったので、蕎麦店となっている稲田神社の社務所から庭が拝観できるよう開放してあった。

 

亀嵩駅

 

 

 あの日、帰りの車中、私は友に奥出雲町の魅力について話した。蕎麦が旨いことはもちろん、松本清張の「砂の器」が映画化された時の舞台となった亀嵩駅。 

 

 

 

 そして、私が育った三沢地区のトウトウの滝。何もかも素晴らしいって話しておいた。

 

 稲田神社があることから、八重垣神社も奥出雲町にある。近くには、鏡の池がある。そのことも忘れず説明しておいた。

トウトウの滝

 

鏡の池 これが奥出雲町の「鏡の池」である。

 

 行く途中、三刀屋町に永井隆記念館があること。これは絶対に見る価値があることを強調しておいた。そして彼女、昨日ひとりで行ってきたらしい。昨夜、写真が送られてきた。

永井記念館

 永井隆記念館の館内は撮影可になっている。新しく建て変わってきれいだ。

 

 そしてロザリオ。・・・「長崎の鐘」という歌がある。

  こよなく晴れた青空を 哀しと思う切なさよ ・・長崎に原爆が落ちた日、良く晴れた青空だったのだろう。

 そして2番の歌詞を書き添えておく

   召されて妻は天国へ

   別れて一人旅だちぬ 

   形見に残るロザリオの

   鎖に白きわが涙

   慰め励まし長崎の

   ああ長崎の鐘が鳴る

ロザリオ

 妻を失った私にとって、身につまされる2番の歌詞なのである。

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