幻を見た

2021年03月31日

 昨日の午後、鳥取から松江駅に着いた長女と婿殿を尾道に送っていった。 ふたりにとって、尾道最後の夜である。車の中、当分会えないと思っていっぱい話した。泊まろうかどうしようかと迷っていたのだが、娘がホテルを予約してくれた。ガソリン代だよと言って宿泊費も払ってくれたので甘えることにした。三人での居酒屋の食事はえもいわれぬ美味しさである。元気でな・・・。

 

 今朝は、朝一での鍵渡しがあったのでホテルを5時に出発した。まだ明けやらぬ早朝、霧が立ち込めて尾道松江線は視界が悪い。慎重に車を走らせる。だが、風景は幻想的である。緊張の中に夢を見ているような、過去と現実が混在する心持ちの中、隣の席に幻を見た。・・・かあちゃん、素敵な風景だね。

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