また雪が舞ってきた

2025年02月22日

 朝晴れ間がのぞいた。だけどそれもつかの間、雪が舞いだした。巷は今日から3連休、せっかくの3連休なのにとそう思っている子供さんたちも多いのではないか。ふと、子供たちと遊んだ昔を思い出した。ホライゾンの、荷台に屋根にキャンプ道具を積んでいる私の姿が見えてきた。

 

朝 退院してから、むさぼるようによく眠る私なのである。だが、入院中の私は全くと言っていいほど、眠れずにいた。寝床が違うから眠れないのか、環境の違いからだろうか、それとも小心なだけなのか。早朝の3時ごろから意識が途絶えることがなかった。早く朝が来ないかなあと。

 

 東向きの私の病室のカーテンの隙間から薄っすらと陽の明るさが差し込んできた。朝だ、カーテンを開けよう。あ、朝陽だ。もう直ぐ室内の照明が付く。本が読める。事務所にあった読みかけの文庫本と、ずいぶん前に読んだもう一度読みたいのと、2冊持って来た。

 

 辻村深月氏著書の「傲慢と善良」を読み始めた。前半は遅々とした物語が残り3分の1で動く。推理小説か、恋愛小説家かそう言ったジャンルで分類すると恋愛小説だ。若者の心の内面の描写がおもしろかった。そうなんだよ、私もまだまだ恋愛小説が読めるんだよ。

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