あ、妻の字だ

2024年11月05日

 我が社には大学ノートに妻が作った出納帳がある。今朝、車の給油したのと、店舗の管理料の収入があったので記録した。その時、何気なく裏表紙の裏を見てみた。あ、妻の字だ。そう思った。だけど、2019年=R1、もう妻はいやしない。私たちって、字まで似ていたのだろうか。

 

 この頃、昼間が短くなって時々暖房が欲しくなったきた。暗くなった部屋に帰った時、なんとなく寂しさを感じてしまう。俺って、ひとりなんだな、ひとりぼっちなんだなと、そう思ってしまう。電話すれば、ラインすれば子供たちに会えるのに、だけどひとりぼっちだと思ってしまう。年々、寂しいという思いは増していく。妻が書いたノートの表紙の、出納帳の字を見ただけで寂しくなってしまう。だから明日、鳥取の観音院に行こう。妻とふたりして。

ページトップ