一夜明けて

2024年03月18日

 昨日、七回忌を無事に終えた。お寺が終わって、三々五々、お食事処の皆美館に向かった。足の弱い人は私の車で、達者な人は寺町から歩いて向かった。途中、山陰合同銀行の本店の14階、最上階にある展望所に立ち寄った。参加者は、県外の人ばかりで、宍道湖が高い所から見れるなんてと、感動していた。白潟公園で催しがあるらしい。人々が豆粒のように見えていた。

 

催し

 

 七回忌は、それまでの一回忌や三回忌とは違った趣を感じた。三回忌までは、夢を見ているのではないか。またいつか、ひょっこりとどこかでなぎさが顔をだすんじゃないか。そんな思いが心にあった。いや、そうであって欲しい。その願望だったのかもしれない。

 

 だが、七回忌を終えた今、そんな甘い気持ちはない。なぎさの死は、現実なんだ。もう、二度と会うことなんかないんだ。そう思うようになった。足が地に着いたのだろうか。ひとりで生きていかなくちゃあ。私ひとりで頑張らなくちゃあ。・・・決意なのかもしれない。

ページトップ