立春とは名ばかり

2024年02月12日

 先ほど、妻の七回忌の案内状を投函してきた。49日、一回忌、三回忌は懸命に役割を果たそうと、そんな気持ちが強かったからだろうか、何かを感じる余裕はなかった気がする。ところがこの七回忌は何かが違う。何が違うのか、表現が浮かばないが何かが違う。妻の魂に、より近づける、そんな気がする七回忌なのである。私自身が、やっと、妻の死と正面から向き合えるようになったのかもしれない。「かあちゃんの詩」日記には、この気持ち、冥途の土産にするねって、そう書いておいた。

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