カメムシ
2023年10月22日
昨日の嵐で、今朝の事務所の玄関先に木の葉っぱが散乱していた。その掃き掃除をしている時、一昨日の夕方からやって来たカメムシが今も留まっているのが目にとまった。葉っぱを掃く箒がカメムシのすぐ近くで動くのだが、動じる気配はない。私の心を見透かしているようにも見えた。
私は、非現実的なことを信じる気持ちは全くない。あの世とか、そう言った世界があるなどとも思わない。死んでしまったら、人間だって虫だって植物だってみんな土に帰るだけだと、そう思っている。もし、私が死んだなら、火葬して粉にして海にでも流してほしいと思っている。
だが、妻のことになったら全く違う考え方を持っている。妻はあの世に居て、雲の上から私のことをを見守っていてくれる。そう思っている。そう思いたいのかもしれない。このカメムシも、ひょっとしたら妻の魂を宿しているのかもしれない。虫がやって来ると、いつもそう思う。
このカメムシは、飛んでいるだけで匂う、あのカメムシとは種類が違うようだ。背中の模様で、一昨日からここにいるカメムシだと分かった。なぎさ、そうだろ。
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