カフェ エルプラスさん

2023年10月19日

 あ、カフェだ。通り過ぎて次の駐車場スペースでユータンした。洒落た建物があるなと思って横を通った時、見るとカフェの文字が。行かなくちゃ。そう思った。ひとりでのドライブ中、レストランやカフェなどに入ることはない。コンビニのサンドイッチで事足りる。そんな私が行かなくちゃと思った。入らなくちゃと瞬間に決意した。

 

エルプラス

 

 ドアを開けた瞬間、やはりそうだと思った。カウンター、テーブル、椅子、みんな私好みの雰囲気を醸し出していた。丸太のままの太い木が柱になっていた。それにふさわしい窓の大きさ。ガラス越しに見える山間の風景、その雰囲気に融け込んだ「お好きなテーブルにどうぞ」の女性の声に心が癒された。店の片隅にある暖炉の中で、薪に火が点けられてわずかに炎をゆらしていた。

店内

 

 7時半に目覚めた。卵とウインナーを焼いた。サラダにドレッシングをかけて焼けたパンにマーガリンを塗った。それにミルクを添えるのが私の朝食である。それを女性に話すと、私より優雅な朝食だねとよく言われる。そうかもしれない。意外に私はまめなのである。

 

 墓参を終えた10時前、国道9号線を西に向かって走り出した。宍道を抜け、木次を通過して奥出雲町に着いた。先祖の墓参のためである。鬼の舌震の入り口をかすめ、おろちループ橋を通って三井の原の分水嶺を超えて広島県に入った。そしてたどり着いたのが東城町川島にある素敵なカフェ「エルプラス」さんなのだ。

 

 私にとってはハイカラな(また古語を使ってしまった)、ハイカラすぎるカルボラーナを頂いて鳥取県に入って日南町を通り、米子市をかすめて午後4時半に山代町のスーパーマーケット「ホック」に帰ってきた。夜は、サケのちゃんちゃん焼き。・・・これが私の平均的な休日の過ごし方なのである。

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