谷村新司

2023年10月17日

 昨日の夕方の帰り道、いつもは見もしない車のテレビのスイッチを入れた。いきなり、谷村新司の訃報。そうなんだ、亡くなったんだ。青春時代を同時に生きてきた谷村新司が亡くなってしまったんだ。なぎさ、彼の笑顔は二度と見れないんだね。君のいるそっちに行ってしまったんだね。そっと妻に囁いた。

 

 夕食の弁当は、いつもの近くのコンビニと違った、帰り道にあるコンビニに行く。この店との付き合いは最近からだ。だが、あの女性はよくレジで見かける。話したことはない、が、谷村新司が亡くなったねと言ってみた。彼女も、新司のことはよく知っているのだろう、私も先ほど聞いて、と、答えた。俺、彼のこと好きだったんだよって言った。瞬間、彼女の心がほぐれるのが分かった。彼には、こんな人間力があったんだなと、あらためて思った。

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