飛行機雲

2023年10月13日

 悪い夢でも見ていたのだろうか、目覚まし時計で起きた時、薄っすらと寝汗を感じた。布団から抜け出すと肌寒かった。汗が体温を奪うのだろうか。それもあるかもしれないが、気温が下がっているのだろうと思った。確実に秋が深まってきている気配がした。

 

 出勤して、机を拭こうと思った。布巾を水に濡らそうかそれとも湯にしようかと一瞬悩んだ。瞬間湯沸かし器でぬるま湯をバケツにためて布巾を絞った。湯で正解だったと確信した。もうそんな時期になったんだと改めて思った。先日まであんなに暑かったのに。

 

飛行機雲

 

 営業準備終わって、かあちゃんの詩日記付けた。YouTubeでフォーク歌手の歌をしばらく聴いた。さあ、仕事しようかと思った時、何気なく空を見上げた。すっかり秋の空になっていた。そして飛行機雲が、その線幅を広げて間もなく消えようとしていた。

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