私にしか見えない顔

2023年08月18日

妻の顔 昨夜、と言っても日にちが変わって今日の3時、目が覚めた。窓を開けてみると結構涼しい。前後の窓を網戸にしてエアコン消して再度眠った。よく眠ったつもりなのに、なぜか今日は気怠い。久し振りに自然の風に眠ったからなのだろうか。よく分からないけど、そうなのかもしれない。

 

 不動産鑑定事務所から届いた書類に目を通していた。いつもの癖で、茶臼山の頂き付近に広がる雲を眺めた。今日はどの雲の上に居るんだい。たまには顔を見せておくれ。そう呟いた。気持ちが伝わったのか、流れて行く雲と留まっている雲と、そして太陽の光が微妙なバランスで妻の顔をこしらえた。あ、見えた。なぎさ、見えたよ有難う。そしてあっという間にまたもとの雲の流れに戻っていった。

ページトップ