ひまわり

2022年08月15日

 1970年に公開されたイタリア映画で「ひまわり」というのがある。興味がある人はネットで調べてみてほしい。若い頃、松江市の映画館で見たことがある悲しい映画だ。戦争で男女が引き裂かれる映画で反戦の思いを感じさせてくれる。スクリンに、見渡す限り広がるひまわり畑。撮影場所はウクライナだそうだ。今戦争に巻き込まれ、多くの犠牲が。民間人、子供たちまでもが。ひまわりはウクライナの国の花である

 

ひまわり

 

 今朝、孫を連れて娘二人と4人で雲南市に咲くひまわりを見に行った。心の駅陽だまりの丘、ひまわり畑そのものが迷路になっている。その発想がおもしろい。だが、その盛りは過ぎていた。それでも、あちらこちらに遅咲きのが目を楽しませてくれた。ウクライナの惨状を思いながら映画ひまわりを思い出した。

 

 この日記を書き始めた時、全国戦没者追悼式のテレビ中継が始まった。今日は終戦の日、いや多くの犠牲者を出してしまった敗戦の日なのである。終戦2ヶ月前の昭和20年6月の御前会議で戦争続行が決められた。竹槍でBー29に勝てる訳もないのに。おろかな指導者たちのためにあの沖縄が、そして広島、長崎に原爆が投下された。

 

送り盆

 妻をお墓に送って行った。その足で美保関に「ちょっとドライブ」

 灯台の麓から日本海を望む。絶妙な雲のバランスとあくまでも青い海。美しい。末娘が姉が甥っ子を抱っこしてるのを海をバックに写真を撮っている。何枚も何枚も連写が続く。

 

青い海

 

 振り向いて帰り道、目の前を覆ってくれるのは鱗雲。綺麗だなあ。どの雲の上にいるんだろう。あいつのことだ。きっと我々の姿を見守っているのに違いない。おーい、天国は楽しいかい。好きだよー、愛してるよー。

 

うろこ雲

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