笑み

2022年05月31日

 影今朝も「涙そうそう」を聴きながらインスタントコーヒーを飲む。コップを持ちながら、事務所から見える茶臼山の頂を眺める。そして思う。あなたの(君の)場所から私が(僕が)見えたら きっといつか 会えると信じ生きていく。

 

 産まれてから2ヶ月が過ぎた孫殿だ。顔だちもしっかりしてきた。洗濯を干している母。朝ごはんのパンをかじる私。誰も相手してくれないからぐずる。私が顔を近づけて話しかける。泣くのをやめた。そしてまた話しかける。ニコッと笑う。

 

 孫殿、よく私の顔を見る。そして不思議だなあって顔をする。どこかで見たことのある顔だなあって、そんな表情をする。だから不思議だなあって思うのだろう。そうだよ。君の記憶には、私の妻の記憶が宿っている。君は、おばあちゃんの生まれ変わりなんだ。だから・・・愛おしくてしょうがない。

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