山笑う

2022年05月03日

山笑う

 

 「故郷や どちらを見ても 山笑う」明治の俳人、正岡子規が故郷松山で詠んだそうである。

 私の心の友が、ドライブ好きの私を思い、「お前は子育てで忙しいだろうから、せめて写真で楽しんでくれ」と言ってラインで送ってくれた。尾道松江線の高原で、走る車の窓から撮ったそうである。緑の濃淡が美しい。友に、トリミングなど、ちょっとした加工を施す許可をもらってアップしてみた。

 

 国道9号線を東に走った。安来市の道の駅に行った。駐車場は満車に近い。ソフトクリームをほおばる人、椅子に腰かけて屋台の焼そばを食べる人、それぞれが幸せそうに連休を満喫しているその姿は微笑ましい。

 

 そして米子空港を左に見て、べた踏み坂を超えて大根島に渡って我が家に帰ってきた。走れば寝て、赤信号で止まれば泣き出す孫。今、我が家はこの子を中心に生活は営まれている。

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